演劇ニュース

主演はニコニコミュージカル第2弾「ニコニコ東方見聞録」に続き主演2作目となる、ニコニコ動画で人気の歌い手・ぽこた。
演出は湯澤幸一郎、脚本は喜安浩平、音楽は住友紀人。

ニコニコミュージカル「源氏物語」は、11月16日から23日まで、東京・新宿の全労済ホール/スペース・ゼロにて上演。
詳細は9月6日行われる制作発表にて発表。

※追記
9月6日に六本木の「ニコファーレ」にて制作発表が行なわれました。
今回の舞台は、「源氏物語」は非モテ腐女子・紫式部の妄想が産んだ、平安時代の同人誌だった、という新たな解釈から生まれた作品。
キャストは、光源氏役を「ニコニコ東方見聞録」に続く主演2作目となるぽこた、
紫の上役を「アニー」「レ・ミゼラブル」コゼット役の富田麻帆、
弘徽殿女御役・惟乙役を大河元気、明石の姫君・山霧役をKimeru。
演出も務める湯澤幸一郎が紫式部役を演じます。

チケットは、リアルチケットが全席指定6,800円で10月8日発売(予定)。
ネットチケットがプレミアム会員500pt(500円)、一般会員1,500pt。

●ニコニコミュージカル「源氏物語」
日程：2011/11/16〜11/23　全労済ホール/スペース・ゼロ(東京)
演出：湯澤幸一郎
脚本：喜安浩平
音楽：住友紀人
出演：ぽこた/富田麻帆/大河元気/KIMERU/高木俊/平田裕一郎/川隅美慎/小松美咲/尾崎桃子/冨士枝千夏/大谷咲子/新谷真弓(予定)/湯澤幸一郎
チケット：[東京][オフィシャルサイト]
DVD：8/27発売：源氏物語 [DVD][Amazon]

あらすじ
平安時代のいわゆる"非モテ腐女子"であった紫式部は、その溢れんばかりの妄想力と文才を駆使して、
"超モテ男"光源氏と、それを取り巻く女性たちの小説『源氏物語』シリーズを、
同人仲間と共に精力的に発行し、今や宮廷きっての超大手作家になっていた。
恋愛コンプレックスをも筆に変えた紫式部の『源氏物語』の虜になった宮廷の腐女子・リア充な女性達は、
こぞって式部の新刊を求め、やがてその評判は、時の人、藤原道長の耳にも入ることとなる。
そんな中、紫式部に合コンの話が持ち上がる。なんとその合コンには、藤原道長もやって来るという！
隠し切れない好奇心から、その合コンに参加した紫式部だが、
やがてそれが、紫式部と『源氏物語』の運命を、思わぬ方向に導いていくのだった...。

9月6日制作発表コメント
ぽこた（光源氏役）
ニコミュに出させて頂くのは2回目になります。
1回目とは違って歴史物ということで、どうなるのか不安ですが、頑張りたいと思います。
実際に平安時代の格好の衣裳を着てみて、すごく重たいです。
こういう格好をさせていただくのは、初めてなのですが、お腹まわりなどはしめつけが凄いですね。

富田麻帆（紫の上役）
光源氏の妻になる紫の上を演じます。
歴史が苦手で、勉強不足なところがあるので、これから色んな書物を読んで勉強して、紫の上を演じたいと思います。
今回の作品は、現代風にアレンジされていますので、そこは湯澤さんの演出を楽しみつつ、頑張れたらいいなぁと思っています。

湯澤幸一郎（演出・紫式部役）
作者・紫式部がこの舞台上にも出て、作者の現実の世界と物語の世界が交錯していくという形にしていこうと思っています。
それぞれの世界のコントラストをつけながら、創っていこうと思っています。
平安時代の衣裳を着けてのベッドシーンは、そこはリアリティを追求しようと思っています（笑）

※追記
ニコニコミュージカル#7「源氏物語」に出演する
大河元気、Kimeru、広瀬友祐、平田裕一郎、川隅美慎によるキャストトークイベントが開催されることが決まりました。
原宿「ニコニコ本社」カフェで11月6日18時より開催。
参加対象者は「源氏物語」カフェイベント参加券付チケット購入者。
チケットは紅茶・ケーキ付8,000円で、11月2日より本社で先着順で販売。

※追記
11月6日18時よりニコニコ本社2階TEA ROOM 2525にて、
大河元気、Kimeru、広瀬友祐、平田裕一郎、川隅美慎によるトークイベントが開催致されました。
　
最初に自己紹介と役どころを一言ずつ説明した後、司会者から
「ベッドシーンがあると聞きましたが、どなたが関わっているのですか？」という質問に、手をあげたのは、藤原氏役の広瀬さん。
「女装した男性とのラブシーンを演じてみてどうか」と尋ねられ、
「稽古中は皆女性だと思って演じています。皆さんお綺麗だし（笑）」とコメント。
それに対する他の4人からの「普通に稽古着だけどね」という突っ込みに会場は爆笑。

司会者から稽古の様子を尋ねられると、大河さんとKimeruさんは、稽古の待ち時間には絵しりとりをやっているという。
それに対し、川隅さんは「最初は俺も参加していたんだけど、絵が下手だからって除外されたんです」とコメントし、会場 の笑いを誘いました。
稽古に後から参加したという広瀬さんに対し、大河さんは「ヒロさん（広瀬さん）は、台詞が覚えるのが早いよね」と賛辞を送りました。
後半は、キャストがお客さんと一緒に答えるクイズコーナーへ。
最もポイントが低かった大河さんと広瀬さんは罰ゲームとして、なんと尻文字で「げんじものがたり」と書くことに！
無事罰ゲームを遂行した大河さんは「冗談ぬきで恥ずかしかった」とコメントしました。

イベント最後にそれぞれのキャストから本作への意気込みが語られました。
「必死でやらないと追いつかないので、残り一週間もっともっと頑張って、つきつめて、皆でいいものを創っていきたいで す」と大河さん。
「台本がとても面白く、演出も湯澤さんで、とても楽しい作品になること間違いなしだと思います。あとは、自分がついていけるよう頑張るだけです。皆さん、是非一緒に楽しみましょう！」とKimeruさん。
「舞台は生で観て、感動するものだと思うので、是非皆さん劇場へ足を運んで、一緒に舞台を創りましょう」と呼びかけた のは広瀬さん。
「本番は2役演じるのですが、自分の持っている力を、持ち味を生かして、面白く演じられたらと思います。本番もよろしくお願いします！」と平田さん。
「今までにないような役を演じるので、緊張していますが、本当にいいキャストさん達と、いいスタッフさん達に囲まれて、もうすぐ本番を迎えることができます。皆さん楽しみにしていてください！」と川隅さんが締めくりました。

※追記
各公演に、ニコニコ動画「歌ってみた」「踊ってみた」カテゴリで活躍する人気ユーザー達が、
日替わりでゲスト出演、光源氏の世話係役、紫式部の侍女役を演じることが決定しました。
出演者は、ニコニコミュージカル＃002「ニコニコ東方見聞録」にも出演し、現在は原宿「ニコニコ本社」で会える"やまだん"、同作品に出演した"野宮あゆみ"。
踊り手の中からは、「Nico Nico D@nce M@ster」等の数々のイベントに出演している、"あぷりこっと＊"、"めろちん"、"今岡さん"、"にゃんたろ"。
また女装姿で一躍人気「生主」（※ユーザーによる「ニコニコ生放送」配信者の一般呼称）となった"百花繚乱"も登場します。

11月16日（水）19時：百花繚乱（生主）
11月17日（木）19時：やまだん（歌い手）
11月18日（金）19時：TAKUMA（踊り手）
11月19日（土）13時／18時：今岡さん（踊り手）
11月20日（日）13時／18時：めろちん（踊り手）
11月21日（月）19時：野宮あゆみ（歌い手）
11月22日（火）19時：あぷりこっと＊（踊り手）
11月23日（水）12時／16時半：にゃんたろ（踊り手）

※追記
11月16日14時より新宿・全労済ホール／スペース・ゼロにて、公開舞台稽古が行われました。

キャストコメント
ぽこた（光源氏役）
台詞に現代の言葉ではない昔の言葉が多々あるのですが、普段使わない言葉なので、全然頭に入らなくて...台詞覚えが一番大変です。
そもそも使い慣れない言葉ばかりなので、台本を読むだけで噛むのですが、本番ではスラスラ台詞が出てくる（はず）なので見ていて下さい（笑）頑張りまするるるる！(∩＾ω＾∩)

富田麻帆（紫の上役）
紫の上は光源氏によって大切に育てられています。湯澤さんには「麻帆ちゃんをさらいたいとは思わない」と稽古初日から言われてしまいました...。
とても愛しい紫の上を演じられるよう精一杯頑張ります。源氏物語の世界を存分にお楽しみください。

湯澤幸一郎（演出／紫式部役）
歴史上の人物を演じるのは初めてなので、どうしたらいいものか困っています。
紫式部に会ったこともないので。本人に会ったらとりあえず色々謝りたいと思っています。