演劇ニュース

これは、チケット・プレイガイドのぴあ株式会社と、
ミレア・モンディアル株式会社の100％出資子会社であるチケットガード少額短期保険株式会社が提携。
ぴあが保険代理店業務、チケットガードが引受保険会社として9月中旬より提供されるサービス。

「チケットガード」とは、チケットぴあwebサイトで購入したチケットを対象に、
チケット券面金額に応じた一定の保険料を支払うことで、急病や怪我などでイベントを観覧できなくなった場合、
不使用のチケット代金を全額補償するというサービス。

対象となるのは、日本国内で開催される日時指定のある演劇、音楽、スポーツ等の公演で、
チケットぴあwebサイトでチケットを購入後、72時間以内に「チケットガード」サイトにて申し込みを行った方。
保険料の例としては、券面金額5,000円の場合に保険料550円、20,000円の場合に1,440円となっており、
保険金支払い対象となるケースは、チケット使用者本人や家族の病気や怪我、
交通機関2時間以上の遅延、住居の火災や家屋損壊、裁判員命令、宿泊を伴う急な出張など。
なお対象となるのは、チケット使用者本人と同行予定の1名までとなっています。

日本では、ほとんどの場合においてチケット購入後のキャンセルができないため、
スケジュールの都合や健康上の問題が生じてもキャンセルすることができず、
また転売も禁止されているため、観客が損害を被らざるを得ない状況となっています。
こうした点に関し、チケットぴあにも数多くの改善を求める意見が寄せられていたのが、
今回のサービス開始の背景となっているようです。

※追記
申込み方法の詳細が明らかになりました。
チケットぴあサイトでチケットを購入すると、購入完了画面にチケットガード申込み画面が表示される他、
「マイページ」の購入履歴詳細からもチケット購入後72時間以内なら申込みが可能。
チケットガードは、9月27日に関東圏(東京・神奈川・埼玉・千葉・群馬・栃木・茨城)の公演を対象にスタート。
●チケットぴあ チケットにかける保険 解説ページ

※追記
2011年11月17日より、対象エリアが大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県を除く日本全国となりました。