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2011年8月 4日
■「8人の女たち」
ロベール・トマの「8人の女たち」が12月よりG2の演出で上演されます。
「8人の女たち」は、フランスの作家ロベール・トマの作品。
物語の舞台は1950年代、クリスマス・イブの朝。
雪に閉ざされた豪邸で一家の主人が死体で発見されたことから、
居合わせた8人の女たちが互いに疑心暗鬼になりながら犯人捜しを行うというストーリー。
1970年代には舞台で上演。2002年にはフランソワ・オゾン監督によりミュージカル風の映画化。
日本では、2004年にアトリエ・ダンカン・プロデュースで上演されています。
今回の上演は、G2が演出・上演台本を手掛け、
浅野温子、荻野目慶子、加賀まりこ、大地真央、戸田恵子、マイコ、牧瀬里穂、南沢奈央が8人の女を演じます。
配役は、映画でダニエル・ダリューが演じたマミー役を加賀まりこ、カトリーヌ・ドヌーヴが演じたギャビー役を大地真央。
「8人の女たち」は、12月9日から東京・ル テアトル銀座、2012年1月7日から大阪・森ノ宮ピロティーホールで上演。
チケットは、東京公演が全席指定9,800円で9月17日発売。
大阪公演は全席指定9,800円で10月8日発売。
※追記:愛知公演が決まりました。1月13日から愛知県産業労働センター 大ホールで上演。チケットは全席指定9,800円で10月29日発売。
なおロベール・トマ(Robert Thomas)の「8人の女たち」(Huit Femmes)は、
映画の小説版(著者:佐野晶)が発売されている他、
現代フランス戯曲名作選(翻訳:和田誠一)にも収録されています。
※追記
1月6日大阪追加公演が決まりました。チケットは11月19日発売。
※追記
12月23日17時30分からのル テアトル銀座by PARCO公演の模様が、WOWOWで生中継されます。
●「8人の女たち」
日程:2011/12/9〜12/25 ル テアトル銀座(東京)
2012/1/06〜01/09 森ノ宮ピロティホール(大阪)
2012/1/13〜01/14 愛知県産業労働センター(愛知)
演出・脚本:G2
原作:ロベール・トマ
出演:浅野温子/荻野目慶子/加賀まりこ/大地真央/戸田恵子/マイコ/牧瀬里穂/南沢奈央
チケット:[東京][1/6大阪追加公演][大阪][愛知][Official Site]
ストーリー
舞台はフランス。
雪に閉ざされた大邸宅に、クリスマスを祝うため家族が集まってきた。
ちょうどその日の朝、メイドのルイーズが、一家の主マルセルの部屋へ朝食を持っていくと、彼はナイフで背中を刺され死んでいた。
外から何者かが侵入した形跡はない。
雪で外部との連絡を完全に絶たれた8人の女たち。
祝祭気分は一転、彼女たちは疑心暗鬼を募らせていく。
やがて、互いの詮索が始まる。そして、次々と彼女たちひとりひとりの思惑や秘密が暴露されていく...。
家族愛を吹聴する義母のマミー(加賀まりこ)は株券を持ち、実は相当に欲深い。
妻のギャビー(大地真央)は、夫の共同経営者と浮気をしているらしい。
妹のピエレット(浅野温子)は元キャバレーのダンサーで、お金のトラブルを抱えていたようだ。
ギャビーの妹のオーギュスティーヌ(戸田恵子)は、殺された義兄に好意を持っていた。
清楚な長女シュゾン(マイコ)も、勝ち気な次女カトリーヌ(南沢奈央)も何か人に相談できない悩みを持っているようだ。
そして美貌のメイド、ルイーズ(牧瀬里穂)は主人を誘惑した気配があり、
長年忠実に使えてきたメイドのマダム・シャネル(荻野目慶子)も、アリバイという点では完全にシロというわけではない。
はたして、長い捜査の一日が始まった。
大邸宅に閉じ込められた美しくも妖しい8人の女たち。
誰もが犯人になりうる動機を持っている。
いったい、犯人は誰なのか・・・。
※2011/12/10追記
12月8日に公開舞台稽古が行われました。
浅野温子コメント
楽しいお稽古が終わり、これから楽しい本番を迎えられたら嬉しいな、と思っております。
終わってからも楽しかった舞台だと言ってもらえるよう頑張ります。
荻野目慶子コメント
このスリリングな舞台、観て下さる皆様の秘密にもドキンとするような瞬間がたくさん生まれるよう、素敵なキャストの方々と共にがんばりたいと思います!
加賀まりこコメント
抽象的な空間に存在して、いかに生々しく演じれるか、一緒に稽古してきた七人を信じて精一杯やります。
大地真央コメント
幸せなだけの人生なんてない。この女8人も、皆何かしら不幸を抱えています。
男に翻弄され、悩まされている女たちだけど、それでも、明日に向かって生きて行く女たちの力強さと、一生懸命さを感じていただければ・・・と思っています。
戸田恵子コメント
緊張感は不思議と無く、8人の女たちのそれぞれのバトルを楽しみたい気持ちでいっぱいです。
実際、楽しいです。お客様も是非スリルを感じながら楽しんで下さい。
きっと、色んな女が居るな〜と思いますよ(笑)
マイココメント
"女性たちは美しくも、恐ろしい"
そして女性たちの様々なキャラクターを楽しんで頂けたらと思います。
今は緊張の方が勝っていますが、私なりのシュゾンを演じられたら幸いです。
初舞台、未知の世界を楽しみます。
牧瀬里穂コメント
短い稽古期間でしたが、みなさんのおかげでここまでくることができました。
最後まで楽しんでステージに立てたらと思います!
南沢奈央コメント
稽古場で先輩方が直接アドバイスをしてくださったりして、わたしは一生の宝になる経験をしているなと実感しています。
公演でも日々宝を増やせるよう、わたしは熱を注いで、大胆に一人の女を演じきりたいと思います。8人のこの作品に対する熱意の爆発をぜひ目の前で観ていただきたいです。
●映画「8人の女たち」
公開:2002 フランス映画
監督:フランソワ・オゾン
脚本:マリナ・ドゥ・ヴァン/フランソワ・オゾン
出演:ダニエル・ダリュー/カトリーヌ・ドヌーヴ/ヴィルジニー・ルドワイヤン/ファニー・アルダン/フィルミーヌ・リシャール/エマニュエル・ベアール/イザベル・ユペール/リュディヴィーヌ・サニエ
DVD:8人の女たち [DVD]
●アトリエ・ダンカン・プロデュース「8人の女たち」
日程:2004/11/19〜12/12 アートスフィア(東京)
演出:江守徹
原作:ロベール・トマ
翻訳:和田誠一
出演:木の実ナナ/山本陽子/安寿ミラ/毬谷友子/佐藤江梨子/ソニン/岡本麗/加藤治子喜多道枝