パパ・タラフマラ解散 | 演劇ニュース

■パパ・タラフマラ解散

パパ・タラフマラが解散を発表しました。

小池博史を中心に1982年に結成されたパパ・タラフマラ。
ダンス・演劇・美術・音楽など様々なジャンルの要素を取り入れたパフォーミング・アートのカンパニーで、
これまでに54の作品を発表。今年で結成30周年を迎えています。

このパパ・タラフマラが解散を発表。
6月24日18時より記者会見が行われ、Ustreamで生中継も行われました。

解散の理由について小池博史は、
80年代に感じられてきた舞台芸術やアートの広がりが、90年代後半から感じられなくなり、
21世紀に入って閉塞感を感じるようになってきたと語り、
先日の震災後には、パラダイムシフトを図らなければならないのではないか、
人やアートの在り方について改めて強く問いかける必要を迫られているのではないかと感じ、
もう一度、向かうべき方向を確認しなければならないと考えたとしています。
詳しくは、オフィシャルサイトのファイナルフェスティバル公演背景、
Ustream記者会見の模様(動画)、webDICE ロングインタビューなどを。

会見では、併せて「パパ・タラフマラ・ファイナルフェスティバル」の開催も発表されました。
ファイナル・フェスティバルは、2011年12月より2012年3月まで開催され、
パパ・タラフマラの代表的な作品である「三人姉妹」「島」「SHIP IN A VIEW」「白雪姫」の4作品を上演。
また、12月20日にはパパ・タラフマラ過去15作品のDVD発売が開始される他、
12月にシンポジウム、3月にはラスト・音楽ライブ&トークも開催される予定。

●WD [DVD]