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2011年5月 2日
■2011年「身毒丸」は大竹しのぶ×矢野聖人
8月に上演される「身毒丸」は、義母・撫子役を大竹しのぶ、身毒丸役を矢野聖人が務めることが発表されました。
「母を売る店」で買い求められた撫子(なでしこ)と、義理の息子・身毒丸との愛憎を描いた物語「身毒丸」。
1978年に演劇実験室・天井桟敷によって初演されたこの作品は、寺山修司と岸田理生の共同脚本によるもの。
1995年、武田真治×白石加世子のキャストで、蜷川幸雄演出版「身毒丸」がスタート。
1997年には、藤原竜也が一般公募のオーディションで選出され、
藤原竜也×白石加世子でロンドン公演。翌1998年には国内で凱旋公演。
2002年、藤原×白石による最終公演と謳われた「身毒丸ファイナル」が上演されたものの、
2008年ロンドン、ニューヨーク公演で再び上演され、国内でも凱旋公演が行われています。
そして2009年秋。「身毒丸」が2011年に上演されることが発表され、再び一般公募の「身毒丸」オーディションが開催されました。
グランプリに輝き、身毒丸役を勝ち取ったのは、8,523人の応募者の中から選出された18歳の新人・矢野聖人。
そして継母・撫子役が、蜷川幸雄が長年ラブコールを送っていたという大竹しのぶに決定。
その他、父親役に六平直政、初演から引き続きとなる蘭妖子、石井愃一の出演も決まっています。
なお、同公演は8月に彩の国さいたま芸術劇場での公演が予定されていましたが、
彩の国さいたま芸術劇場の改修工事期間が延長したことに伴い、劇場が天王洲銀河劇場に変更となっています。
「身毒丸」は、8月26日から9月6日、天王洲銀河劇場で上演。
チケットは、全席指定S席9,500円、A席8,500円(税込)で6月4日発売。
●「身毒丸」
日程:2011/8/26〜9/6 天王洲銀河劇場(東京)
2011/9/10〜9/12 シアター・ドラマシティ(大阪)
2011/9/17〜9/18 愛知県芸術劇場(愛知)
主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団/ホリプロ/銀河劇場
演出:蜷川幸雄
脚本:寺山修司/岸田理生
出演:大竹しのぶ/矢野聖人/蘭妖子/石井愃一/六平直政
チケット:[東京][大阪][愛知]
DVD:2012/3/21発売:
●2011大竹しのぶ×矢野聖人 |
●2008 藤原竜也 身毒丸復活 |
●2002 藤原竜也 身毒丸ファイナル |
●1995 武田真治 |