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2011年5月24日
■第56回ドラマ・デスク・アワード
ニューヨークの演劇賞・2011年ドラマ・デスク・アワードが発表されました。
ドラマ・デスク・アワード(Drama Desk Awards)は、1955年に創設されたアメリカ・ニューヨークの演劇賞。
オフ、オフ・オフを含むブロードウェイの舞台を表彰するもので、
毎年、トニー賞に先だって5月末頃に発表されています。
56回目となる、2011年のドラマ・デスク・アワードは。
最多12部門でノミネートされていたミュージカル「The Book of Mormon」と、
10部門でノミネートされていた「エニシング・ゴーズ」(Anything Goes)が、共に5部門で受賞。
先日発表された2011年トニー賞候補では、
「The Book of Mormon」が最多14部門、「Anything Goes」が3番目に多い9部門でノミネートされています。
なお、2番目に多いのは12部門の「スコッツボロ・ボーイズ」(The Scottsboro Boys)。
ストレートプレイでは「ウォー・ホース」(War Horse)が作品賞を受賞。
これはマイケル・モーバーゴー(Michael Morpurgo)原作の物語を、
ニック・スタフォード(Nick Stafford)脚色で舞台化したもの。
同作は、スティーヴン・スピルバーグ監督、リー・ホール脚本、
ジェレミー・アーヴィン、エミリー・ワトソン出演で映画化。日本では2012年に公開が予定されています。
●The Book of Mormon |
●The Scottsboro Boys |
●Anything Goes |
●第56回ドラマ・デスク・アワード(56th Annual Drama Desk Awards)
▼演劇部門
作品賞:「ウォー・ホース」(War Horse)
再演賞:「ノーマル・ハート」(The Normal Heart)
演出賞:Joel Grey and George C. Wolfe「ノーマル・ハート」
音楽賞: Wayne Barker, Peter and the Starcatcher
主演男優賞:Bobby Cannavale「マザーファッカー・ウィズ・ザ・ハット」(The Motherf**ker With the Hat)
主演女優賞:Frances McDormand「グッド・ピープル」(Good People)
助演男優賞:Brian Bedford「真面目が肝心」(The Importance of Being Earnest)
助演女優賞:Edie Falco「ザ・ハウス・オブ・ブルー・リーヴス」(The House of Blue Leaves)
▼ミュージカル部門
作品賞:「The Book of Mormon」
再演賞:「エニシング・ゴーズ」(Anything Goes)
演出賞:Casey Nicholaw and Trey Parker「The Book of Mormon」
脚本賞:Adam Mathias, See Rock City & Other Destinations
振付賞:Kathleen Marshall「エニシング・ゴーズ」
作曲賞:Trey Parker, Robert Lopez and Matt Stone「The Book of Mormon」
作詞賞:Trey Parker, Robert Lopez and Matt Stone「The Book of Mormon」
主演男優賞:Norbert Leo Butz「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(Catch Me if You Can)
主演女優賞:Sutton Foster「エニシング・ゴーズ」
助演男優賞:John Larroquette「ハウ・トゥー・サクシード」(How to Succeed in Business Without Really Trying)
助演女優賞:Laura Benanti「神経衰弱ぎりぎりの女たち」(Women on the Verge of a Nervous Breakdown)