本谷有希子が第24回三島由紀夫賞候補に | 演劇ニュース

■本谷有希子が第24回三島由紀夫賞候補に

本谷有希子の小説「ぬるい毒」が第24回三島由紀夫賞候補作にノミネートされました。

「ぬるい毒」は、2月7日に発売された雑誌「新潮 2011年3月号」にて発表された本谷有希子の小説。
『私のすべては二十三歳で決まる――。
奈落の底から浮かび上がった地上で彼女が見た世界。人間の嘘と真実に迫る飛躍作！』と謳われた200枚の作品。
「新潮 3月号」には、野田秀樹「南へ」戯曲と共に掲載されています。

この本谷有希子「ぬるい毒」が、第24回三島由紀夫賞候補作に選ばれました。
同賞の選考委員は、小川洋子・川上弘美・辻原登・平野啓一郎・町田康。
第24回三島由紀夫賞の選考会は5月17日に行われ、
6月7日発売の雑誌「新潮 2011年7月号」誌上にて結果発表。
併せて各選考委員の選評も掲載されます。

●第24回三島由紀夫賞候補作
「海と川の匂い」伊佐山ひろ子
「アナーキー・イン・ザ・JP」中森明夫
「神的批評」大澤信亮
「こちらあみ子」今村夏子
「ビリジアン」柴崎友香
「ぬるい毒」本谷有希子

●「新潮 3月号」