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2011年4月 6日
■歌舞伎座建て替え計画に関する続報
松竹は5日、建て替え工事中の歌舞伎座の外観デザインを発表しました。
2010年4月に閉場した東京・銀座の歌舞伎座。
10月に着工し2013年春の竣工を予定して、建て替え工事を行っている第五期歌舞伎座の外観デザイン詳細が発表されました。
新しい歌舞伎座は、既報の通り地上29階・地下4階・塔屋2階のオフィス棟と劇場が併設される複合ビルに入る形に。
所在地は東京都中央区銀座四丁目、敷地面積は約6,790平方メートル。
ビルの地下では、東京メトロ(日比谷線・都営浅草線)東銀座駅に直結されます。
このうち劇場は、地下1階~地上4階部分に入り、
基本的には第四期歌舞伎座のスペックを引き継ぐことが予定されています。
外観は、日本建築の美を追求したデザインとし、
これまで親しまれてきた瓦屋根、唐破風、欄干等の特徴的な意匠をはじめ、第四期歌舞伎座のデザインを踏襲。
高層部分は、日本建築の捻子連子格子をモチーフに、柔らかな陰影のある外装に。
舞台寸法は第四期と同程度(間口27.5×奥行20.6×高さ6.3m)を想定。
客席は桟敷席・1階席・2階席・3階席・一幕見席で、キャパも第四期(1,859席)と同程度を想定。
また劇場の出入り口も、従前と同じく晴海通り側に設けられます。