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2011年4月26日
■第67回日本芸術院賞
山崎正和、中村橋之助、野沢錦糸などが2010年度の日本芸術院賞を受賞しました。
日本芸術院賞は、会員以外で卓越した芸術作品と認められるものを制作した者、
及び芸術の進歩に貢献する顕著な業績があると認められる者に対して贈られる賞。
2010年度(第67回)の日本芸術院賞は、
戯曲・評論の山崎正和、歌舞伎の中村橋之助、文楽の野澤錦糸など9名に授与され、
山崎正和、オペラ演出家の栗山昌良、日本画家の山崎隆夫の3名には
受賞者の中から特に選ばれて贈られる恩賜賞(おんししょう)も贈られました。
受賞者と業績などは下記の通り。
▼第67回日本芸術院賞(平成22年度)
恩賜賞・日本芸術院賞
山崎正和:戯曲・評論:戯曲及び評論の長年の業績
栗山昌良:洋楽:長年の日本オペラ界への功績
山崎隆夫:日本画:「海煌」(第42回日展出品作)
日本芸術院賞
黒田賢一:書:「小倉山」(第42回日展出品作)
古谷誠章:建築:「茅野市民館」(2005年完成、2006年改修)
山本孝:能楽:卓越した演技による近年の舞台成果及び後進の指導など能楽の振興発展に尽くした業績
中村橋之助:歌舞伎:「一谷嫩軍記」(芝翫型)の熊谷役など近年における歌舞伎立役の演技
野沢錦糸:文楽:文楽三味線方として長年研鑽を積み、埋もれた古曲の復活など多大な成果を上げた業績
野坂操寿:邦楽:箏音楽を追究し続ける演奏活動