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2011年3月30日
■4月からのNHKの演劇・古典芸能番組
「芸能花舞台」の後継番組「にっぽんの芸能」が4月からスタート。
その他、4月改編以降NHKで放送予定の演劇・古典芸能の番組をまとめました。
「にっぽんの芸能」は、3月で放送が終了したNHK教育「芸能花舞台」の後を引き継いで、古典芸能を紹介する番組。
番組は、「和」に興味をもち始めている20〜30代の女性から愛好家まで、
幅広い世代に伝統芸能の魅力を親しみやすく伝えていくもので、
前半15分が入門者向け「花鳥風月堂」、後半43分が愛好家向け「芸能百花繚乱」の二部構成。
前半の「花鳥風月堂」は、檀れいなどが出演するドラマ形式で、
歌舞伎や文楽などの見どころや古典芸能の基本をわかりやすく紹介。
後半の「芸能百花繚乱」は、舞踊や邦楽の名曲をスタジオや中継で収録し、
解説を交えて紹介する古典芸能の専門番組。
司会は南野陽子と、NHKアナウンサーの古谷敏郎。
初回放送は4月1日で、「花鳥風月堂」は歌舞伎「義経千本桜」、
「芸能百花繚乱」は中村時蔵と坂東三津五郎が共演した舞踊「吉野山」を放送。
4月8日の第2回は「助六」、15日の第3回は「京鹿子娘道成寺」「奴道成寺」を放送予定。
「にっぽんの芸能」は、毎週金曜日22時〜22時58分、NHK教育テレビで放送。
再放送は、翌月曜日5時〜5時58分。
なお、その他のNHKの古典芸能テレビ番組としては、
NHK教育テレビで能・狂言の名作を放送する「能・狂言」を随時放送、
NHKが主催する能・狂言の公演を放送する「能楽鑑賞会」を2012年より放送予定。
ラジオ番組としては、歌舞伎俳優・中村壱太郎がDJを務める「邦楽ジョッキー」が、
NHK-FMで毎週金曜日11時〜11時50分放送(再放送:土曜日5時〜5時50分)。
能・狂言の出演者を迎えスタジオ録音でお送りする謡曲・狂言番組「能楽鑑賞」が、
NHK-FMで7時20分〜8時15分放送。
古典邦楽のすべてのジャンルを網羅する「邦楽のひととき」が、
NHK-FMで月曜から水曜日の11時〜11時30分(再放送:火曜から木曜5時20分〜50分)に放送。
邦楽のスタジオ録音を放送する「邦楽百番」が、
NHK-FMで土曜日11時〜11時50分(再放送:日曜日5時〜5時50分)に放送。
なお、これまで放送されてきたNHKの舞台演劇番組、
教育テレビ「芸術劇場」「芸能花舞台、BS2「ミッドナイトステージ館」は3月を持って終了。
唯一残る舞台中継番組であるBSプレミアム「プレミアムシアター」でも、
現時点で演劇・ミュージカルの放送予定はありません。