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2011年2月15日
■アニメ映画「鬼神伝」
中村獅童が声優を務める映画「鬼神伝」が4月29日に公開されます。
「鬼神伝」(おにがみでん)は、1200年前の京都、平安時代にタイムスリップした
中学生の少年・天童純を主人公に、鬼と人との戦いを描いた物語。
原作は講談社ミステリーランドから刊行された高田崇史の小説で、2004年に「鬼の巻」「神の巻」を上梓。
2010年には2冊をまとめた「鬼神伝 (講談社ノベルス)」と、
舞台を鎌倉時代に移した続編「鬼神伝 龍の巻」が発売されています。
この小説「鬼神伝」がアニメ映画化、4月29日の公開が決まりました。
声優は、主人公の中学生・天童純役に「ハリーポッター・シリーズ」でハリー役の小野賢章。
平安の都で"鬼"と呼ばれる民の少女・水葉役に石原さとみ。
そして"鬼"と戦いを繰り広げる貴族の僧侶<源雲>役で中村獅童が特別出演。
歌舞伎俳優の中村獅童は、これまでにも「あらしのよるに」「DEATH NOTE」「みつばちハッチ」
「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空の 花束 シェイミ」などで声優として参加しています。
監督は川崎博嗣。
アニメ映画「鬼神伝」は、4月29日(金・祝)より新宿ピカデリー他、G・W全国ロードショー。
(c)高田崇史/講談社・鬼神伝製作委員会 |
鬼神伝 |
鬼神伝 龍の巻 |
●アニメ映画「鬼神伝」
公開:2011/4/29
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
監督:川崎博嗣
脚本:荒川稔久/川崎博嗣
原作:高田崇史「鬼神伝」(講談社刊)
出演:小野賢章/石原さとみ/中村獅童(特別出演)/
近藤隆/森久保祥太郎/伊藤健太郎/加瀬康之/小森創介/咲野俊介/東條加那子/相ヶ瀬龍史/野島昭生/塚田正昭
絵コンテ:川崎博嗣/佐々木守/小原秀一
キャラクターデザイン:西尾鉄也
オロチコンセプトデザイン:大友克洋
演出:古川順康
音楽:宇崎竜童
演奏:續☆竜童組
太鼓:林英哲
Blu-ray:9/28発売:鬼神伝 [Blu-ray]
DVD:9/28発売:鬼神伝 [DVD]
あらすじ
京都に住む中学生・天童純。父親を7年前に事故で亡くし、母と二人暮らし。
ある日、学校帰りに突然現れた謎の魔物に追いかけられ、迷い込んだ古寺で僧侶の源雲に助けられるが、そのまま時空を超え平安の都に連れて行かれてしまう。
純はそこで、<鬼>と呼ばれる者たちの話を貴族から聞く。
<鬼>たちは様々な妖術を使い自然を操り、都の安寧を脅かしているというのだ。
そして純こそが、封印されたオロチを目覚めさせ、この戦いに終止符をうつ伝説の選ばれし救いの御子である...と。
状況が把握できず戸惑う純。貴族たちが純に救いを求める中、<鬼>に両親を殺された若き武将・頼光は、純の素性に疑いを抱く。
決断を迫られ惑う純の前に、<鬼>の一族である少女・水葉が現れ、衝撃の真実を語る。
<鬼>とは、自然との共存を願う人間であり、決して邪悪なものではないのだ...と。
どちらが正しいのか?自分は何を守るべきなのか?葛藤の中、大決戦の日を迎える!
※追記
4月7日、中村獅童がアニメ映画「鬼神伝」のヒット祈願で、京都・神泉苑の祈祷式に参加しました。
Q1:境内にある 「願いがかなう」 と言われる赤い橋を渡った際、何を願いましたか?
中村:自分のことを願いました。
Q2:祈祷式では何を願ったか?
中村:映画のことを願いました。世の中、大変なことになっていて、映画館に来るのも大変だと思います。
自分は演技と表現しかできませんが、自分にできることを一生懸命にやり、少しでも多くの方にこの映画を見ていただいて、勇気と希望をもっていただけたらと思います。
Q3:神仙苑について
京都は何度も来ていますが、神仙苑は初めてです。歴史深い場所ですね。京都ならではの雰囲気を体感できて、うれしく思います。
Q4:僧侶役が中村さんと気づかないぐらい、声がいつもと違ってましたね。
中村:気がつかれない方がうれしいです。エンドロールを観て、はじめて「中村獅童が声をやっていたのか」と思われる方がうれしいです。
役者の顔が見えないということは、それだけ、観ている方が映画に入っていただけているということですし、うれしいです!
Q5:映画のどのキャラクターが好きですか?
中村:自分の役が好きですね。まるで、自分のためにあて書きしてくれたのではないかというぐらいに、自分にちかい役です。
『ピンポン』のドラゴンの時同様、頭も坊主だし、自分のために書いてくれたのかと思うぐらい、やりがいがあり、役を膨らます作業が楽しかったです。