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2011年1月17日
■フジテレビFNSチャリティキャンペーン「ホワイトシアターVol.2」
フジテレビFNSチャリティキャンペーン事務局主催の「ホワイトシアターVol.2」の開催が決定しました。
「ホワイトシアター」は「Entertainment & Charity ~あなたの笑顔が子どもたちの笑顔に繋がる~」をメインテーマに、
フジテレビFNSチャリティキャンペーンが主催するWPC(White project for children)プロジェクト。
WPCプロジェクト第1弾は2010年3月。
「育てる」をテーマに、演劇作品「ホワイトシアター」をオリジナル・ストーリーにて上演。
キャストはプロ・アマ問わずオーディションを行い、"大学一年生の男の子"が主人公に選ばれています。
続く「ホワイトシアター」の2作目は「笑顔」をテーマに、
作家・森浩美の短編小説「ホタルの熱」「短い通知表」の2作品を舞台化。
吉本の若手芸人ライス、シューレスジョー、佐久間一行の3ユニットともコラボレーションを行い、 新しいかたちの"朗読劇"を上演。
キャストも、「チャプター1」に続く出演となる小原拓真の他、フジテレビ・アナウンサーや声優・沢城みゆきなどが出演。
そして、3作目となる「ホワイトシアターVol.2」が、3月下旬に上演されることが決まりました。
今回は「繋がり」をテーマに、兄弟そして家族の絆と人を想う気持ちを描く作品。
また公演の収益は、フジテレビFNSチャリティキャンペーン事務局を通じ、ハイチ共和国へ寄付されるとのこと。
キャスト・公演詳細等は、決まり次第発表。
※2011/2/13追記
公演概要が決定しました。作・演出はTheatre劇団子の石山英憲。
また、キャラメルボックスの左東広之が出演決定。
公演は3月26日15時、27日11時30分と15時、フジテレビ マルチシアターにて。
チケットは前売:4,000円、当日:4,300円(全席指定/税込)でe+、ローソンチケット、アルゴにて発売。
※2011/02/27追記
キャストが決定しました。主演は2010年のフジテレビ系ドラマ「素直になれなくて」でデビューした竜星涼。
そして既に出演が決まっていた左東広之の他、渋江譲二、鈴木省吾など。
下部に竜星涼・石山英憲のコメントも追記しました。
※2011/03/23追記
東北地方太平洋沖地震に伴い、公演の延期が決定しました。
チケット払い戻しのお問い合わせは各プレイガイド、またはアルゴまで。
●「ホワイトシアターVol.2」
日程:2011/3/26〜3/27 全3公演
会場:フジテレビ マルチシアター(東京都港区台場2-4-8)
作・演出:石山英憲
出演:竜星涼/渋江譲二/左東広之/鈴木省吾
【あらすじ】
かつてはその美しさから「ホワイトアイランド」と呼ばれた美しい島。
しかし、時の流れとともに基幹となる観光業も落ち込み、
未来に夢や希望を持てない若者たちは島を離れ、
今では静けさだけが残る島となった。
・・・・・・・
僕たちの家族がバラバラになって、もう何年経ったのだろう。
母がこの世から旅立った直後、兄はその悲しみから逃げるように、
誰にも言わずこの島を離れた。
残された僕は何も出来ず、心を閉ざしてしまった父との重くやりきれない日々を繰り返していた。
・・・・・・・
島唯一の娯楽施設である映画館、[ホワイトシアター]館長の父は、
自身も、この島に希望を与えたいという想いからか、
島の移り変わりや住民それぞれの家族の様子等をフィルムに収め続け、
母が亡くなってからも続けたそれは、いつしか父の生き甲斐にもなっているようだった。
が、ある日、その父が病に倒れた。
・・・・・・・
入院手続きを終え、一人ぼっちになった我が家で見つけた1本のフィルム。
父が撮ったそこに映っていたのは懐かしく暖かい風景。
楽しそうに笑う家族の姿、楽しそうに話す島の人々。平和な島の様子。
だけどそこには、いるはずの...幼い僕が、映っていなかった...。
・・・・・・・
ある日、兄が突然帰って来た。
毎日のように繰り返される父と兄の怒鳴り合い。
やっと一人ぼっちじゃなくなったのに...。
あのとき見たフィルムが頭から離れない...。
僕は現実に目をそむけるように ただただカメラを回し続けた。
【竜星涼コメント】
~初舞台・初主演にあたり~
「舞台では、ドラマとは違う、新しい"竜星涼"を観ていただきたいです。
舞台チームのみなさんと一緒に"いい空間"をつくり、その場で生まれる熱い想いを会場にいらした皆さんに届けることができたら最高だなと思っています。
初舞台で主演を演じるプレッシャーは強く感じていますが、これを乗り越え飛躍したいです。」
~この舞台を一番見てもらいたい人は?~
「母です。この春、高校を卒業しますが、母には今まで育ててもらったこと、そして僕が選んだ道に快く送り出してくれたことにとても感謝しています。
役者として歩み始めたばかりですが、これからもっと飛躍していくという誓いをこめて、ぜひ母に、そしてひとりでも多くの方に観てもらいたいです。」
~「Entertainment & Charity ~あなたの笑顔が子どもたちの笑顔に繋がる~」をメインテーマとした舞台、"チャリティ"に参加することに関してどう思うか~
「チャリティに参加することができて嬉しい、というのが一番の感想です。今までは、テレビなどで"観ている側"にいました。
しかし今回は、舞台を通じ自分自身がメッセージを発信する側として、チャリティに参加できることが、僕自身、人間として成長できる気もしますし、
それがひとりではなく、観に来てくださった方と共有できる活動であるということに、とてもわくわくします。」
【作・演出 石山英憲コメント】
竜星さんは、若いのに骨太の芯がある人という印象を受けました。
古風な部分と思春期独特の思い切りの良さを活かして魅力的な人物を描いていければと思います。
彼が演じる香月康介(16)という役は、「悲しみ」や「苦しみ」、ときには「怒り」などの「心の傷み」と向き合わなければならない難しい役です。
突然訪れた母の死を受け入れられず、遺された父や兄、まわりの人々との関わりの中で、翻弄されながらも成長していく。
家族とは何か、友達とは何か、康介を通して描かれる「絆」。康介とともに成長していく竜星涼君を是非お楽しみに。
●「ホワイトシアター1.5」
日程:2010/5/29 フジテレビ マルチシアター(東京)
●「ホワイトシアター チャプター1」
日程:2010/3/26〜3/28 フジテレビ マルチシアター(東京)