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2010年12月24日
■「姉妹たちの庭で -モーニングス・アット・セブン-」
佐久間良子・浅丘ルリ子・江波杏子・安奈淳の出演で、2011年6月にポール・オズボーンの「モーニングス・アット・セブン」が上演されます。
「姉妹たちの庭で」は、映画「エデンの東」「南太平洋」の脚本家である
ポール・オズボーン(Paul Osborn)による戯曲で、
アメリカ中西部の小さな町に住む、初老を迎えた仲の良い4姉妹を描いた物語。
原題は「モーニングス・アット・セブン」(Morning's at Seven)で、
1939年11月、映画「南太平洋」で監督を務めたジョシュア・ローガン(Joshua Logan)の演出で
ブロードウェイのロングエーカー劇場(Longacre Theatre)にて初演。
この公演は僅か44公演で幕となってしまったものの、
1980年5月、ブロードウェイのライシアム劇場(Lyceum Theatre)で再演されると、
トニー賞で再演賞、演出賞(Vivian Matalon)、助演男優賞(David Rounds)を受賞、
公演も1981年8月まで564公演のロングランを記録しました。
2002年にはDaniel Sullivanの演出で再びライシアム劇場で再演され、
112回上演、トニー賞でも6部門でノミネートを果たしています。
日本では「朝は、七時」のタイトルで青井陽治の翻訳で(劇書房)上梓。
2008年に「四人は姉妹」のタイトルで上演(演出:青井陽治)、
今年11月には「あしたこそ」のタイトルで、劇団神戸が上演(演出:島守辰明)するなど、
様々なカンパニーにより、過去に幾度か上演されています。
この作品が、2011年4月に東宝の製作により「姉妹たちの庭で」というタイトルで上演されます。
出演は、長女・エスティ役に佐久間良子、次女・ローラ役に浅丘ルリ子、
三女・アイダ役に江波杏子、四女・アリー役が安奈淳。
演出・板垣恭一、翻訳は常田景子。
佐久間良子と浅丘ルリ子は、50年以上の芸歴を持つものの、今回が舞台初共演とのこと。
舞台「姉妹たちの庭で」は、2011年6月に東京・シアタークリエで上演。
チケットは4月30日前売り開始。
※2011/01/05追記
三女・アイダ(江波杏子)の一人息子ホーマー役が岡本健一に決まりました。
●「姉妹たちの庭で」
日程:2011/6/24〜7/10 シアタークリエ(東京)
2011/7/13〜7/14 兵庫県立芸術文化センター(兵庫)
2011/7/15〜7/16 北國新聞赤羽ホール(石川)
2011/7/18 新潟テルサ(新潟)
原題:Morning's at Seven
演出:板垣恭一
脚本:ポール・オズボーン
翻訳:常田景子
出演:佐久間良子/浅丘ルリ子/江波杏子/安奈淳/田村亮/渡辺哲/岡本健一
チケット:[6月][7月]