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2010年12月22日
■カンバセーションアンドカムパニー自己破産申請へ
演劇・舞踊などの公演を企画・制作する株式会社カンバセーションアンドカムパニーが経営難で業務停止、自己破産申請の準備に入りました。
株式会社カンバセーションアンドカムパニーは、1975年創業。
近年では2005・2009年の騎上オペラ「ジンガロ」など、
民族音楽や現代舞踊などの招聘公演を数多く催していました。
帝国データバンクの発表に拠ると、
演目のヒットの有無で業績が大きく変動するため、
2009年1月期の年収入高は約4億円と前年の半額以下にダウンし欠損を計上。
続く2010年同期は年収入高約14億7400万円を計上し、最終利益も約4870万円を確保したものの、
業績が不安定な状況が続き、創業社長の芳賀詔八郎氏が個人資産を会社に投入するなどして資金繰りを確保。
しかし、今年5月に芳賀詔八郎氏が死去したこともあり、今回の事態となったとのこと。
同社は資本金1,000万円、負債は約3億5000万円。
なお予定していた、2011年2月のマリア・パヘス舞踊団公演、
5月のベリーダンス・スーパースターズ公演については、
株式会社パルコの主催で予定通り開催されるとのこと。
●マリア・パヘス舞踊団「ミラーダ」
日程:2011/2/17 兵庫県立芸術文化センター(兵庫)
2011/2/19〜2/20 Bunkamuraオーチャードホール(東京)
チケット:[兵庫][東京]
●カンバセーションアンドカムパニー オフィシャルサイト