広告

2010年12月24日

■書籍「公共劇場の10年」

書籍「公共劇場の10年」が美学出版より発売されました。

「劇場」「演劇」「舞台芸術」の公共性とはなにか。
これからの劇場は、どのような方向性を模索していかなければならないのか。
さまざまな視点から「公共劇場」を考える書籍
「公共劇場の10年 舞台芸術・演劇の公共性の現在と未来」
(The Decade of the Public Theater in Japan)が、美学出版より発売されました。
編集は伊藤裕夫・松井憲太郎・小林真理。全400頁2940円(税込)


公共劇場の10年 舞台芸術・演劇の公共性の現在と未来
公共劇場の10年―舞台芸術・演劇の公共性の現在と未来

目次:
第1章 劇場または舞台芸術・演劇と公共性
・「公共」劇場とは
・公共性の出現
・ドイツの公共劇場の成り立ち
第2章 日本における公共劇場の10年
・公共劇場のための演劇論 - 水戸芸術館
・「公共劇場」を問いかけつづける - 世田谷パブリックシアター
・演劇、劇場は、地域のために何ができるのか - 鳥の劇場
・「地方都市における創造型文化施設をめぐって - 山口情報芸術センター
・公共政策としての演劇・劇場政策 - 静岡県舞台芸術センター(SPAC)
第3章 海外における公共劇場の現状と課題
・フランスの舞台芸術環境
・「劇場監督」制度からみたドイツの公共劇場
・シンガポール演劇と公共圏 - 統制とクリエイティビティーの「共犯関係」
第4章 これからの公共劇場・劇場法についての課題
・演劇の公共圏へ、ふたたび
・専門家と文化施設
・昨今の「劇場法」論議を廻って
資料編
・シンポジウムの記録
「公共劇場の10年 ―舞台芸術・演劇の公共性の現在と未来―」パネルディカッションより
・シンポジウムの記録
芸術活動と社会の関係を考えるシンポジウム「地方の現場から演劇の未来を考える」より
・「劇場法(仮称)」を巡る議論の時系列的推移 - 今までの議論と方向性、出されている考え方について
・公共劇場の10年関連年表

執筆者:
伊藤裕夫(富山大学芸術文化学部)
松井憲太郎(演劇批評家・プロデューサー・ドラマトゥルグ/富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ館長)
小林真理(東京大学大学院人文社会系研究科)
松本小四郎(水戸芸術館演劇部門芸術監督)
恵志美奈子(世田谷パブリックシアター)
中島諒人(演出家/鳥の劇場主宰)
岸正人(神奈川芸術劇場)
鈴木滉二郎(静岡文化芸術大学)
藤井慎太郎(早稲田大学文学学術院)
丸本隆(早稲田大学法学学術院)
滝口健(シンガポール国立大学)
相馬千秋(NPO法人アートネットワーク・ジャパン/「フェスティバル/トーキョー」プログラム・ディレクター)
野田邦弘(鳥取大学地域学部地域文化学科)
五島朋子(鳥取大学地域学部附属芸術文化センター)

美学出版

関連する演劇・ミュージカルニュース

「書籍「公共劇場の10年」」奥付

  • Posted : 2010年12月24日 19:03
  • Tag : /
  • Prev : « BSベスト・オブ・ベストでジュリー・アンドリュース
  • Next : 「姉妹たちの庭で -モーニングス・アット・セブン-」 »
  • Category : | 演劇ニュース | シアターリーグ