演劇ニュース

映画「バカがウラヤマシイ」は、下北沢にある短編映画館トリウッドと、
専門学校東京ビジュアルアーツが産学協同で立ち上げた、
「学生による商業映画製作」がコンセプトのトリウッドスタジオプロジェクト第5弾作品として公開される作品。
監督・脚本を担当する鋤崎智哉が、自身の就職活動、大学卒業を経て、
映画を志して専門学校に入るという決断をするまでの自伝的なストーリーを描いたもの。

主人公・希を演じたのは、ミュージカル「アニー」でデビュー、
今年も舞台「スマートモテリーマン講座」に出演、11月には「0号室の客～帰ってきた男～」に出演する安藤聖。
大学卒業後に就職しながらも、「芝居」への思いから1年半で退職した経験を持つ彼女が、
鋤崎監督と共に希という主人公を作り上げています。

そして、そんな希に変化のきっかけを与える人物・曽根を、
映画「南極料理人」でも独特の存在感を発揮した古舘寛治（サンプル「自慢の息子」など）が熱演。
他にも山本剛史（「リアリズムの宿」「堀川中立売」）、
鈴真紀史（ノゾエ征爾主宰の劇団「はえぎわ」所属）、
播田美保（「亀は意外と早く泳ぐ」「クワイエットルームにようこそ」）など、
個性的なキャラクターが脇を固め、楽しく笑える本作を支えています。

映画「バカがウラヤマシイ」は、
10月9日（土）より下北沢トリウッドにて公開。
料金は当日一般1,000円、学生800円。前売券は800円で発売中。

●「バカがウラヤマシイ」
公開：2010/10/9
配給：トリウッド/日本映画
監督・脚本：鋤崎智哉
出演：安藤聖/古舘寛治/山本剛史/鈴真紀史/播田美保
チケット：[][公式ブログ]

【ストーリー】
効率的にそつなくこなす事がカッコいい。失敗はしない、しても人には見せない。そんな道を歩いてきた希。
でも就活では不採用通知が届くばかり。愕然としながらも、大手からの不採用を周りに気づかれないよう、希はとりあえず
小さな会社に就職する。そしてひょんなことから会社で出会った曽根さんの副業＝「サクラの仕事」を手伝うハメになる。
曽根さんは見た目もパッとしないし、なんだか話しがかみ合わない。
ありえない失敗をしても何故か笑っている曽根さんと彼の仲間たちを、最初は冷たい目で見ていた希だったが、曽根さん
たちの楽しそうな姿に惹かれている自分に気づき始めていた。
そんなある日、希は「サクラ」の仕事で大きなトラブルを起こしてしまう...。

【タイムテーブル】
（12:30）/14:00/15:30/17:00/20:00
※()内は土日祝のみ上映
※火曜定休

【劇場】
下北沢トリウッド
小田急線／京王井の頭線 下北沢駅 南口より徒歩5分
〒155-0032 東京都世田谷区代沢5-32-5 シェルボ下北沢2F