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2010年8月28日
■YouTubeで映画配信
YouTubeに映画カテゴリが誕生、400本の映画が公開されています。
欧米メディアの報道に拠ると、配信されている映画はMGM、Sony Picutres、Lionsgateと、イギリスのBlinkboxサービスのもの。
公開されている映画は約400本で、「ドキュメンタリーと伝記」「インド映画」「アクションとアドベンチャー」「コメディー」
「ホラー」「ミステリーとサスペンス」「ドラマ」「アニメと漫画」などのカテゴリに分類されています。
映画は、一部有料(2ユーロほど)の作品もありますが、ほとんどの作品は無料でオンデマンド視聴が可能。
日本のGyaOと同じように冒頭で広告が流れるようになっている作品もあり、
広告を収益にして新しい観客をつかもうという試みだということです。
なお、国によってアクセスできる映画に制限があり、日本からは有料の映画は利用できなくなっています。
(追記:海外でもまだ開始されていない模様で、2010年内にも開始する予定とのこと。)
実際に視聴できる映画を見てみると、ジャンルで言えばホラーやアクションの数が多く、
ボリウッド(Bollywood)と呼ばれるインド映画が充実、
またジャッキー・チェンやブルース・リーの映画も揃っています。
なお、動画はYouTubeながら10分ずつに分割されているようなことはなく、2時間程度の映画も1本の動画として掲載されています。
ただし、これは日本で行われているサービスではありませんので、どの映画も字幕や吹き替えが英語となりますのでご注意を。
なおラインナップの中には、世界中の人々が2010年7月24日に撮影した動画でドキュメンタリー映画を制作する
「Life In A Day」(製作:リドリー・スコット 監督:ケヴィン・マクドナルド)のタイトルも。
映像が公募されたこの企画には、世界197カ国・45言語・約8万件・約4600時間分の動画が投稿され、
現在、プロジェクトは編集段階に突入しているとのこと。
完成した映画は、2011年にYouTubeでプレミアが行われる他、サンダンス映画祭でも上映される予定になっています。
※2011/12/1追記
YouTube 映画でレンタルのサービスがスタートしました。
東映・バンダイチャンネル、ハリウッド作品ではソニー・ピクチャーズ、ユニバーサル、ワーナー・ブラザースの映画約200本を公開。
料金は新作400 円、旧作300円。再生開始後24〜72時間でレンタル期間終了。