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2010年7月 9日

■もっと文化を!

芸団協が文化予算増額を求める署名サイト「もっと文化を!」開設しています。

芸団協(社団法人日本芸能実演家団体協議会)とは、
俳優、歌手、演奏家、舞踊家、演芸家、演出家、舞台監督など
実演家の団体で構成する民間の公益法人。
芸術文化の発展に寄与することを目的に1965年に設立され、
現在71団体が正会員に加盟しています。

この芸団協が、これまで行ってきた研究等をもとに作成した
「実演芸術の将来ビジョン2010」を実現するため、
芸団協会長でもある野村萬を呼びかけ人代表に、
国に文化予算増額を求める「もっと文化を!」キャンペーンを開始しています。

キャンペーンでは「日本の国家予算に占める文化予算の割合は0.11%。
このままでよいのでしょうか?文化予算を0.5%に」と謳い、
フランスの0.86%、韓国0.79%、ドイツ0.39%、イギリス0.21%などを例に挙げ、
日本も国家予算の0.5%(4,615億円)を計上し、
多彩多用な文化産業、観光産業を育成し、国の成長戦略として位置づけることを提言。

また、地域や家庭環境に影響されず、
子供達が年に一度は実演芸術に触れる機会を整えることや、
全国にある公立文化会館2,000館を貸館だけでなく芸術事業で活用すること、
専門芸術団体への助成が文化庁予算全体の3.8%(39億円)しかないので、
よりよい助成の仕組みを構築することなどを提案しています。

7月1日には「もっと文化を!」と題した特設サイトを開設。
この「国家予算に占める文化予算の割合を0.5%に」という請願の署名協力を募っています。
署名は、サイトから署名用紙をダウンロードし、住所・氏名などを記入の上、
郵送で芸団協内事務局まで送付のこと。
詳しくはもっと文化を!サイトをご参照ください。

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「もっと文化を!」奥付

  • Posted : 2010年7月 9日 21:58
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