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2010年6月 8日

■「日本の劇」戯曲賞 創設

日本劇団協議会が、新たに「日本の劇」戯曲賞を創設しました。

社団法人 日本劇団協議会は、
文化庁の新進芸術家育成公演等事業として"「日本の劇」戯曲賞"を創設。
戯曲の募集を行っています。

「日本の劇」戯曲賞は、
第一線で活躍する演出家が審査員を務め、
最優秀賞に選ばれた作品は必ず上演されるのが特色。

応募にあたっては、未発表・未上演の日本語の戯曲であれば資格は問われません。
最優秀賞に選出されると、1年以内に上演(2011年3月下旬に恵比寿エコー劇場を予定)し、
上演料が支払われますが、著作権は作家本人に帰属するものの、
初演の権利は授賞決定から1年間は日本劇団協議会にあるのを了承とのこと。
詳しい応募要項は、日本劇団協議会のサイトにPDFで置かれています。

日本劇団協議会は、1992年に新劇団協議会を母体として設立された
文部省認可の現代演劇で唯一の社団法人。
2009年6月からは、日本劇団協議会会長に西川信廣が就任しています。


●「日本の劇」戯曲賞
主催:文化庁
審査員:丹野郁弓/土田英生/西川信廣/原田一樹/宮田慶子
応募資格:応募者の資格は問わない
応募条件:日本語で書かれた戯曲で、未発表・未上演のものに限る。脚色は不可。
    400字詰原稿用紙150枚程度まで。
応募締切:2010年8月31日(火)必着
応募方法:
1.他の戯曲、小説等から引用した場合は、引用部分に印をつけたうえで、
作品の最後に引用作品名および作者名を明記すること。
なお、贈賞時に著作権に関する処理がなされていない場合は、贈賞を無効とする。
2.戯曲は3部コピーし、住所・氏名・電話番号を明記の上、(社)日本劇団協議会事務局まで郵送。(書留)
または宅急便にて期間内必着で送付すること。
3.表紙には題名のみ記入し、作品内に作者名は一切記入しないこと。
4.受理された現行は、選考終了後も返却いたしません。

※応募条件詳細・応募方法・贈賞の内容については、
日本劇団協議会 オフィシャルサイトでご確認ください

書店・本屋リンク集
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※追記
2010年10月22日、日本劇団協議会会議室にて選考会が行われ、
今井一隆『オトカ』が受賞作に決まりました。受賞作は2011年3月25日より恵比寿・エコー劇場にて上演。
応募総数は103。最終選考委員の演出家は、丹野郁弓、土田英生、西川信廣、原田一樹、宮田慶子。

最終候補作
霜康司 「巴里漂流記」
今井一隆 「オトカ」
辻本久美子 「そして、風は流れ続ける」
木戸惠子 「お礼参り」
山内登 「日常の地獄」
海原卓 「死刑を停めた男」
伊藤まゆみ 「人知れぬ愛」
神品正子 「バラを囲む三人の女」
石田貴志 「十六夜哀歌極楽トンボ森の石松」

「日本の劇」戯曲賞「オトカ」
日程:2011/3/25〜3/27 恵比寿・エコー劇場(東京)
演出:土田英生
脚本:今井一隆
出演:平栗あつみ/遠藤好/濱本菜織/浦嶋りんこ/五十嵐明/岡森諦/荒谷清水/鳥山昌克

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「「日本の劇」戯曲賞 創設」奥付

  • Posted : 2010年6月 8日 17:29
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