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2010年6月27日
■映画「のぼうの城」
野村萬斎7年ぶりの主演となる映画「のぼうの城」が2011年に公開されます。
原作は、和田竜「のぼうの城」。
新人脚本家の賞・第29回城戸賞を受賞した「忍ぶの城」をもとに、映画化を前提に小説として執筆したもので、
第139回直木賞にノミネート、2009年度本屋大賞2位を受賞し、歴史小説としては異例の40万部を超えるベストセラー小説になっています。
表紙イラストは漫画家オノ・ナツメが担当。
2008年、花咲アキラ作画で「ビッグコミックスピリッツ」（小学館）にて漫画化もされています。
天下統一を目前にした豊臣秀吉が唯一落とせなかったのが、
「のぼう様」という人間力溢れるリーダーが率いる"でくのぼう軍"の城、忍城（おし・じょう）。
たった500の"でくのぼう軍"が、2万の大軍を率いる石田三成に挑む、戦国エンターテインメント超大作。
映画は、「眉山」「ゼロの焦点」の犬童一心×「ローレライ」「日本沈没」の樋口真嗣と、
日本映画では非常に珍しい監督二人体制で製作されます。
プロデューサーは「ジョゼと虎と魚たち」「NANA」の久保田修と、「ピンポン」「ノルウェイの森」の小川真司。
キャストは、主演の「のぼう様」こと成田長親役には、「陰陽師II」以来、7年ぶりの映画主演となる野村萬斎。
長親の幼馴染みであり、成田家一の家老にして、朱槍皆伝の戦上手の正木丹波守利英役に佐藤浩市。
丹波をライバル視する豪傑・柴崎和泉守役に山口智充。
実戦経験はないながらも、軍略の天才を自称する酒巻靭負役に成宮寛貴。
映画「のぼうの城」は、2010年8月にクランクイン、2011年公開予定。
 のぼうの城 オフィシャルブック  |
 のぼうの城 上  |
 のぼうの城 下  |
 脚本 完全版  |
脚本 完全版 文庫 |
※2010/10/29追記
その他のキャストが発表されました。
ヒロイン甲斐姫（かいひめ）役に榮倉奈々。石田三成役に上地雄輔。
石田三成と共に忍城に攻め入る武将・大谷吉継役に山田孝之。
「弱き」をくじき、「強き」におもねる居丈高な武将・長束正家役に平岳大。
忍城を守るため命をかけて戦う、成田家の侍大将たちに佐藤浩市、山口智充、成宮寛貴。
そして豊臣秀吉役に、市村正親。
映画「のぼうの城」は、2011年秋 全国東宝系超拡大ロードショー。
※2011/02/17追記
映画の公開日が9月17日決定。
また、榮倉奈々演じる甲斐姫の母・珠役で鈴木保奈美が出演することも発表されました。
※2011/4/22追記
映画の公開が2012年秋に延期となりました。
理由としては、作中で豊臣秀吉の命を受けた石田三成による戦略の一つとしての「水攻め」
（攻め落とす城を巨大な土塀で囲み、そこに川や海から引き込んだ水を流し込む戦術）が描かれており、
これは史実であるものの、時節柄上映に相応しくない描写ではないかという観点から公開の延期を決定したとのこと。
映画「のぼうの城」は、史実を基に何事にも屈しないという日本人の底力と、
危機的状況下で必要とされるリーダーシップや人間力が描かれたエンターテインメント作品で、
当初の予定通り2011年6月完成予定で進行中。
※2012/5/9追記
映画の公開が2012年11月2日に決定。
主題歌がエレファントカシマシ「ズレてる方がいい」に決まりました。
※2012/8/29追記
和田竜による「のぼうの城 オリジナル脚本完全版
巻末には、野村萬斎と和田竜の対談も収録。
 (C)2011『のぼうの城』フィルムパートナーズ |
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●映画「のぼうの城」
公開：2011/9/17
公開：2012/11/2
配給：東宝/アスミック・エース
監督：犬童一心/樋口真嗣
脚本：和田竜
出演：野村萬斎/榮倉奈々/成宮寛貴/山口智充/上地雄輔/山田孝之/平岳大/
西村雅彦/平泉成/夏八木勲/中原丈雄/鈴木保奈美/前田吟/中尾明慶/尾野真千子/芦田愛菜/市村正親/佐藤浩市
主題歌：エレファントカシマシ「ズレてる方がいい」
製作：「のぼうの城」製作委員会
企画・制作：IMJエンタテインメント/アスミック・エース・エンタテインメント
プロデューサー：久保田修/小川真司
チケット：[全国券][オフィシャルサイト]
Blu-ray：2013/5/2発売：のぼうの城 豪華版 【完全初回限定生産】 [Blu-ray]
Blu-ray：2013/5/2発売：のぼうの城 通常版 [Blu-ray]
DVD：2013/5/2発売：のぼうの城 通常版 [DVD]
DVD：2013/5/2発売：のぼうの城 豪華版 【完全初回限定生産】 [DVD]
配信：GyaO!ストア / iTunes Store
●DVD＆Blu-ray豪華版共通特典
＜外装特典＞
デジパック仕様/外箱
＜封入特典＞
ブックレット：監督の絵コンテ、キャラクター・イメージ・イラスト、美術ボード他で本編を大解剖!
忍城の絵図【劇中使用版】
完成台本：本編完成後に、撮影内容・演出内容を全て反映させた脚本。城戸賞受賞した「のぼうの城オリジナル脚本完全版」(小学館刊)
＜映像･音声特典＞
◎Disc1【本編ディスク】（※通常版Discと共通特典）
■本編オーディオ・コメンタリー ＜野村萬斎（成田長親役）×犬童一心（監督）×樋口真嗣（監督）＞
■劇場予告編・TVスポット集
◎Disc2【特典ディスク】合計120分以上予定
■メイキング ■攻略!映画「のぼうの城」の世界■未公開シーン集■ビデオコンテ■田楽踊り完全版/メイキング ■VFX解説映像 ■イベント映像集 他
●概要
成田長親（なりた・ながちか）は、家臣・領民から "でくのぼう"を揶揄した「のぼう様」と呼ばれる城代。
文字通りの「でくのぼう」でありながら、外見からはおおよそ窺い知れない誇りを胸に秘め、
誰も及ばぬ人気と底知れないスケールの大きさで、人心を掌握するー。
忍城（おし・じょう）を舞台に、天下統一を目指す豊臣秀吉方20,000人の大軍を指揮した
石田三成の水攻めにも屈せず、たった500名の兵で抗戦。
誰の目から見ても勝ち目のないその戦を、いかにして戦ったのか？
従来の武・智・仁で統率する武将とは異なるヒーロー像と、
圧倒的な勢力で攻め入る秀吉・石田20,000人の軍 VS 立ち向かう領民・忍城の
でくのぼう軍たった500人の攻防を、ダイナミックかつドラマティックに描きます。
●野村萬斎コメント
かなり前からこの役にお声掛けを頂いていたものですから、その時は「結構すぐにまた映画に出れるな」と思っておりました（笑）。
それから随分時間が経ってしまったわけですが、本当に、待望の今日という日を迎えられた幸せを感じております。
まず、このような映像作品に出演出来ることを素直に嬉しく思います。
役者として作品に参加する時に、まず1つ、脚本、ストーリーが心躍るようなものであってほしいと思うわけですが、
非常に面白い、スケール感がある、そして人の心のあやが見える作品で、素晴らしいですし、
そして、両監督をはじめとするスタッフの方々が集まって、個性豊かな素晴らしいキャストの方々と映画を作り上げていくことが楽しみです。
自分は（のぼう様のように）浮いているのか分かりませんけれども（笑）、
違うジャンルの方々と1つの作品を作る、ドレッシングの水と油のように分離しながら一緒になっての共同作業に憧れます。
（演じる長親役について）
『陰陽師』で演じた安倍晴明という役も割合余計なことはしゃべらないキャラクターでしたが、今回の長親役も、ぼーっとしていると思います。
みなさんにお見せするキャラクターの中では今までにない役だと思いますので、是非ご期待頂きたいです。
「野村萬斎」ならではというような役作りをしたいと思っています。