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2010年6月26日
■演劇ユニット「ブス会*」旗揚げ
溝口真希子がペヤングマキ名義で演劇ユニット「ブス会*」を立ち上げ、
旗揚げ公演となる「女の罪」が7月に上演されます。
劇作家・演出家の三浦大輔が主宰する演劇ユニット「ポツドール」の旗揚げメンバーであり、
ユニット初の特別企画となる"女"シリーズの脚本・演出を手掛けて話題となった溝口真希子が、
ペヤングマキ名義で、演劇ユニット「ブス会*」を立ち上げ、
旗揚げ公演となる第1回ブス会*「女の罪」を7月に上演します。
ペヤングマキ(溝口真希子)は、
1996年、早稲田大学在学中に三浦大輔主宰の演劇ユニット「ポツドール」の旗揚げに参加。
2004年より「ペヤングマキ」名義でAV監督として活動する傍ら、
自ら脚本・演出を手掛け、2006年にポツドール初の番外公演「女のみち」、
2007年に第2弾「女の果て」を上演しています。
そしてこの度、演劇ユニット「ブス会*」を立ち上げ。
毎回好きなメンバーを集め、女の実態をじわじわと炙り出すような作品を
年に1〜2回のペースで上演していく予定とのこと。
旗揚げ公演「女の罪」は、7月29日から8月10日まで、
東京・原宿のリトルモア地下で全16回の上演。
チケットは前売2,800円(当日3,000円)で、オフィシャルサイトにて発売中。
●ブス会*「女の罪」
日程:2010/7/29〜8/10 リトルモア地下(東京)
脚本・演出:ペヤングマキ
出演:安藤聖/岩本えり(乞局)/玄覺悠子/大樹桜/仲坪由紀子
チケット:[ブス会* オフィシャルサイト]
●「ブス会*」主宰・ペヤングマキ コメント
『女のみち』ではアダルトビデオの撮影現場を舞台にAVという日常に生きる女たち、
『女の果て』ではデリバリーヘルスの待機部屋を舞台に、
風俗という日常に生きる女たちをそれぞれ描いてきました。
いずれも、私がAV監督という仕事を通して出会った女たちから発想を得て脚本を書いたのですが、
それを舞台作品として作り上げていく過程で、
演じる女優たち自身のキャラクターや人間関係が役とリンクする瞬間がたくさんあり、
そのことが作品にリアリティーを与えてくれました。
それは私にとって大きな楽しみであり、新たな発見でもありました。
この2作を踏まえ、新ユニット「ブス会*」では、公演毎に人間的魅力に溢れる女優陣を集め、
彼女たち自身から滲み出てくるものを掬いあげつつ、
"女"の実態をじわじわと炙り出すような作品を上演していきたいと思ってます。
なぜ「女」にこだわるのか?
女である私にとって、やはり「女」が一番興味を惹かれる対象だからです。
また「女」にまつわるあれこれは、私自身にとって最も切実なテーマであります。
これまで私がAVの世界で見てきた女たち、演劇という場で出会った女たち、
そして私という女。それぞれが全く違うようでいて、共通する部分がたくさんある。
全ての女が嫌いであると同時に愛おしくもあります。
そんな「女」たちを、ときには客観的に突き放して、
またときには主観も交えて情念深く、描いていきたいと思ってます。
「ブス会*」は2010年より、年に1~2回のペースで行う予定です。
密な空間で繰り広げられる女たちの濃い人間模様を、ぜひ目撃しに来てさい。
どうぞよろしくお願い致します。
●第1回ブス会*「女の罪」梗概
これまでの人生で犯した一番の「罪」は?
その答えは私の中に確実に1つ存在するのですが、決して人には言えません。
そして、現在の私は、その「罪」によって復讐されているのではないかという妄想に囚われながら生きています。
昼ドラみたいなことを言ってしまいましたが、現実の私はシリアスさのかけらもないルックス。
そんな私が自分の「罪」に陶酔していることが、むしろ「罪」なのかもしれません。
AV監督という仕事をしていると、様々な女性に出会います。
「罪」の意識は人それぞれで、その人のこれまでの人生、
生き方がそこに表れていて、とても興味深いのです。
「女の数だけ、罪がある・・・」
ブス会*第1回目は、女の欲望が引き起こす「罪」をテーマに女5人芝居をお届けします。
1人の人妻を中心に、「罪」に囚われる女、「罪」を勲章にする女、「罪」を裁きたがる女、
「罪」に気づかない女・・・そんな女たちの話になる予定です。
今回、年齢や経歴も様々な、個性豊かな5人の女優さんが集まりました。
現実の彼女たち自身が抱えているであろう「罪」の意識とも
リンクするような作品になればと考えています。
そして、リトルモア地下という小空間。
生身の女5人から滲み出てくるものを、より身近に感じることができるでしょう。
密な空間で繰り広げられる女たちの濃い人間模様、ご期待ください。