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2010年4月22日
■エンターテインメントに関する調査
Yahoo!リサーチが「あなたにとって不可欠なエンタメは?」という
「エンターテインメントに関する調査」を実施、その結果を公表しました。
これは、エンタメの代表的なジャンルごとに、ユーザ数や不可欠度、消費金額などを測り、
その"欠かせない度合い"を調査したもので、
Yahoo!リサーチが全国の15〜59歳男女(中学生はのぞく)900人を対象に実施したもの。
チャートは、縦軸が1〜5ポイントで採点した【不可欠度】、
横軸で【年間消費総額】、バブルサイズ(円の大きさ)で【ユーザー数】を表したもの。
「演劇・舞台」は、演劇、ミュージカル、ダンスなどのパフォーマンス、
「古典芸能」とは、歌舞伎、能、狂言などの古典芸能を指します。
●各エンタメのユーザー数・不可欠度・年間消費総額
映画と音楽がバブルサイズが明らかに大きく、
つまりファンの数においては2大エンターテインメントだと言えそうです。
一方で、消費額はスポーツが最高なのは観戦の頻度が高いのが要因でしょうか。
ファン層は全体の1割程度と言われる演劇・舞台、古典芸能は、
この調査でもおおよそ評判通りのバブルサイズであるようです。
そして演劇の消費額が大きいのは、やはりチケット代の高さゆえなのでしょうか。
●各エンタメのユーザー数・不可欠度・年間消費総額【男女別】
●各エンタメのユーザー数・不可欠度・年間消費総額【年代別】
男女別で見てみると、演劇はユーザー数・不可欠度・消費額すべてで女性が大幅に上回っており、
男女で演劇への感覚に大きな違いがあることがわかります。
特に年間消費総額に大きな差異があり、
舞台・演劇は主に女性ファンに支えられていると言っても過言ではないのかもしせません。
また、年代別に見てみると、10代では不可欠度・消費額共に全体の最低ランクですが、
50代ではスポーツに次ぐ消費額の多さであるなど、
年代においても大きな差異があることが窺えます。
●各エンタメの楽しみ方(入手経路)
最後に、各エンタメの楽しみ方を見てみると、
ライブであるはずの演劇・舞台や古典芸能においても、生の割合は50%以下。
テレビが生に迫る割合を見せている他、パッケージも10%程度の数を占めています。
現状インターネットは4%程度ですが、こうしたファンのニーズを考えると
コンテンツを供給する側がネット配信などに積極的に取り組んでいけば、
ある程度の需要はあるということなのかもしれません。
「Yahoo!リサーチ調べ/全国の15歳〜59歳の男女(中学生はのぞく)900人対象/2010年4月2日〜3日実施」
エンターテインメントに関する調査 - Yahoo!リサーチのヤフー・バリュー・インサイト