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2010年4月 9日
■ワーナー・マイカルが全60劇場で3D対応
ワーナー・マイカル・シネマズは、5月1日までに全ての劇場をデジタル3-Dシネマに対応させると発表しました。
ワーナー・マイカル・シネマズでは、これまで44劇場59スクリーンで3-D上映システムを導入していましたが、未設置だった16劇場にも5月1日までにシステムを導入。
これで、全国にある60劇場77スクリーン、全国にあるワーナー・マイカル・シネマズ全てでデジタル3-Dシネマを鑑賞することが可能となります。
「アバター」の大ヒットで3D映画が一気に普及した感がありますが、一方で対応している劇場はまだまだあまり多くありません。
TOHOシネマズでは、2008年の14スクリーンから2009年は119スクリーンへと大幅に増加したように、各劇場ともデジタル化、3D対応を急いでいるようですが、
日本映画製作者連盟によると2009年末で3D対応スクリーン数は350程。
アメリカでも、「アバター」に続いて3D映画「アリス・イン・ワンダーランド」が大ヒットを記録する中、3D対応劇場の不足が報道されています。
そこで、デジタルシネマを推進する協会Digital Cinema Solutions(DCIP)は、
映画館のデジタル化のために投資会社より6億6,000万ドルの資金を調達。
全米14,000スクリーンほどのデジタル対応を進めると発表しています。
ワーナー・マイカル・シネマズ
▼新たにデジタル3D導入(16劇場)
県央(新潟県)/防府(山口県)/戸畑(福岡県)/大野城(福岡県)/
津(三重県)/豊川(愛知県)/弘前(青森県)/金沢(石川県)/
西大和(奈良県)/米沢(山形県)/広島(広島県)/宇多津(香川県)/高松(香川県)/
釧路 (北海道)/小樽(北海道)/北見(北海道)
▼追加導入(2劇場)
新潟南(新潟県)/新百合ヶ丘(神奈川県)
▼今後のデジタル3-D上映作品
「アリス・イン・ワンダーランド」 4/17(土)全国公開
「タイタンの戦い」 4/23(金)全国公開