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2010年4月14日
■ティ・ジョイとCJ Entertainmentが業務連携
映画の制作・配給や、シネコンの運営を行っている株式会社ティ・ジョイと、
韓国のエンタテインメント最大手CJ Entertainmentが、本格的な業務提携を発表しました。
株式会社ティ・ジョイは、現在全国に15あるシネコン「T・ジョイ」の運営や、
ゲキシネ、パブリックビューイング、太王四神記など、
デジタル・シネマのコンテンツ配給などを行っている映画会社。
傘下には映画の企画製作を行う株式会社LATERNA(ラテルナ)があり、
阿部サダヲ主演の「ぼくとママの黄色い自転車」、
仲代達矢主演の「春との旅」などの製作に携わっています。
ティ・ジョイは4月13日、韓国のエンタテインメント最大手CJ Entertainment株式会社と
コンテンツ製作から興行までの新たな垂直統合ビジネスモデルを目指し、
アジアのエンタテインメント企業間で初めて、本格的に業務提携することを発表しました。
これに先立ちティ・ジョイは、グループ会社であるテレビ番組制作会社アマゾンとラテルナを
総合映像製作会社・株式会社アマゾンラテルナとして、4月1日付で経営統合。
さらに、アマゾンラテルナとCJEは、
映画の製作・投資・配給を主たる事業とする合弁会社
CJ Entertainment Japan株式会社を4月6日付で設立しました。
両社は、デジタル化の普及に伴い、コンテンツのマルチユースと国境を超えた市場エリアの拡大を見込み、
日韓を一つの市場として捉えたコンテンツビジネスの新たな垂直統合ビジネスモデルを提唱。
7月に全劇場のデジタル化を完了するティ・ジョイとCJ Entertainmentで
コンテンツを日韓同時配給することや、
映画以外のデジタル・コンテンツ、演劇やミュージカルなど、
これまで流通しづらかったコンテンツを供給することを計画しているということです。