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2010年4月14日
■渋谷・新劇場の名称は「東急シアターオーブ」
東急文化会館跡地で進められている「渋谷新文化街区プロジェクト」は、
誕生するビルの名称を「渋谷ヒカリエ」、劇場を「東急シアターオーブ」と発表しました。
1956年に開館し、2003年に閉館された東急文化会館の跡地を中心に、
東急は「渋谷新文化街区プロジェクト」を計画。
高層複合施設を建設し、日本最大規模のミュージカル劇場が入ることが予定されていましたが、
その名称や概要などが発表されました。
誕生する「渋谷ヒカリエ」は、高さ約182.5m、地上34階、地下4階の
ガラスを中心とする透明感のあるファサードの超高層複合ビル。
デザインコンセプトは、「Live・Open・Synergy」で、
最先端のライフスタイルを提案してきたかつての東急文化会館のDNAを引き継ぎ、
劇場の他、300㎡のエキシビションホールや、
アーティストの表現の場となる「クリエイティブ・ラボ」を設置。
また、ビルの顔とも言える商業施設には東急百貨店が出店します。
「渋谷ヒカリエ」の11階〜16階に入るのが、
ミュージカル劇場「東急シアターオーブ」(Tokyu Theatre Orb)。
「オーブ」とは、天体、地球や球体を語源とする言葉で、
近未来的な球体のフォルムをまとい、宙空に浮かぶ劇場の特徴を表現し、
スケールの大きさを印象づけることを企図すると共に、かつての五島プラネタリウムのDNAを継承する思いを込めているとのこと。
計画ではキャパ2,000席、劇場内部の予定図を見ると、
11階が劇場のエントランスとなり、客席は3層・3階席まで設けられる模様です。
プロジェクトの工事は、2009年7月より開始されており、竣工・開業は2012年春の予定となっています。
※2011/5/25追記
新劇場「東急シアターオーブ」の運営者が、株式会社東急文化村に決まりました。
劇場の総客席数は1〜3階席で1,972。
柿落とし公演をはじめとする劇場の企画・運営面については、2011年7月を目途に発表される予定とのこと。
※2011/07/20追記
■東急シアターオーブ柿落としは「ウエスト・サイド・ストーリー」
■東急文化会館 | 演劇ニュース(2007/10)
■渋谷新文化街区プロジェクト | 演劇ニュース(2009/7)
■都道府県別の演劇情報 | 東京の演劇 | 東京の劇場
●東急百貨店