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2010年3月 1日
■コンテナ劇場
廃屋や空きビルなどを小劇場として貸し出すサービス『コンテナ劇場』が開始されます。
バスケットケース(所在地:東京都新宿区、代表:法野貴志)は、
廃屋や空きビルなどの不動産を小劇場として貸し出すサービス
『コンテナ劇場』をスタートすることを発表しました。
『コンテナ劇場』とは、廃屋・空き地・空きビル・テナント・マンションなどの不動産を、
小さな劇場へ生まれ変わらせる、新しい不動産活用のサービス。
バスケットケース社は、小劇場を中心とする舞台表現の課題として、
劇場賃料の高額化によるまだ表現の定まらない若手や少人数での舞台表現の減少、
チケット料金高騰による一般集客の減少を挙げ、
「コンテナ劇場」がアートコミュニティに触れる場を創出し、
日本の芸術水準と価値を高めていくことを目指すとしています。
具体的には、まず「表現のるつぼ化」として
少人数でも表現可能な場所を提供し、表現の多様化と機会を創出すること。
各劇場にそれぞれのアートワークを施し、
様々な物件を劇場として運用していくことにより、
「この脚本はこのハコしかない!」と演出家に思わせる運営を目指したいということです。
次に「表現者の広報支援」として、PR会社と提携し、広報・制作をサポートすること。
小さいながらも多くの人に注目してもらえるよう、
『コンテナ劇場』宣伝部門が強力サポートするということです。
一方、劇場を提供する不動産オーナーには、
通常よりも高い賃料が見込める成果報酬制での
ロイヤリティによる不動産運用を提案しています。
「コンテナ劇場」は、現在首都圏2ヵ所で検討中で、
初年度に5ヶ所でのオープンを目指すとのこと。
また、2年後には本物のコンテナを使って「コンテナ劇場」を組立てる計画だということです。