演劇ニュース

劇団四季は、2010年夏、東京・大井町に新設される
劇団四季10番目の専用劇場・四季劇場[夏]のこけら落とし公演として
「美女と野獣」をロングラン上演することを発表しました。
美女と野獣は、1995年に東京・赤坂ミュージカル劇場で日本初演されたミュージカルで、
初演時は1998年まで2年を超えるロングラン公演を達成。
今回、四季劇場[夏]での公演が、その時以来12年ぶりの東京公演となります。
なお、ミュージカル「美女と野獣」は現在京都劇場で公演中です。

併せて、四季劇場[夏]においてチケットレスサービスへの全面移行に向けた
「劇団四季スマートチケット（仮称）」の試験導入開始も発表しました。
全面的にチケットレスとするのは、興行界で初の試みになるとのこと。

スマートチケットは、新しいシステム「劇団四季ウェブプラン2010」のスタートに伴って開始されるもので、
基本的にはホームページでチケットを購入し、
紙で発券するのではなく、携帯電話にデータを保存することで
観劇当日は直接入場が可能になる仕組みの模様で、
現在、イベントや映画などで行われているチケットレスサービスと同様のものになる見込みです。

大きな特徴に感じられるのは「チケット譲渡システム」。
事前にチケットを購入したものの、観劇に訪れることができなくなった方を対象に、
チケットを譲渡する場を設けるもので、興行主自ら運営する譲渡システムは業界初と謳っています。

また、「贈答用ギフトカード」という観劇日時を指定しないチケットも販売開始されます。
これは、予め日時を指定せずにチケットが購入できるようになることで、文字通り贈答用に利用できるということです。

※追記
■劇団四季idセンター

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■ミュージカル | 美女と野獣
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