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2010年2月 5日
■パリ発・踊れる身体
フランスで活躍する舞踏家・有科珠々が、
書籍『パリ発・踊れる身体ー有科メソードによる ダンスの実践と指導』を発売しました。
有科珠々(ありしな じゅじゅ)は、1963年生まれの日本人女性。
作曲・演劇を経て1982年から舞踏に従事、
1990年、ダンス・カンパニー射干〈NUBA〉を設立。
1998年よりフランスに移住し、
2003年にはプロのダンサー、役者を指導するための指導資格も取得し、
パリ市から定期教練場を提供されています。
2007年、アメリカ、オハイオ州のデニソン大学で助教授としてダンス科の指導にあたるなど、
パリに在住する作舞家(コレオグラファー)として活躍しています。
この有科珠々の、独自の身体訓練教育メソードを公開した書籍
「 PARIS発・踊れる身体 - 有科メソードによるダンスの実践と指導」が
新水社より1月30日に出版されました。
書籍は、舞台芸術の国際的指導者である著者が欧米の教育現場から届ける、
東西を越えた、より普遍的、グローバルなダンスの基本指南書。
110点におよぶ図と38点の写真とともに、
ダンスをするための身体づくりと創造・実践するための方法が
225ページにわたって具体的にかつ懇切丁寧に書かれ、
生きた教授経験の精髄が注ぎ込まれています。
本の体裁はA5判版、232ページで税込2,940円(本体2,800円)。
amazonのパリ発・踊れる身体書籍ページでは、「なか見!検索」で一部立ち読みも可能。
《有科メソードについて》
基礎訓練として、ヨガやピラティス、気功等を取り入れていますが、
有科メソードの基本は舞踏と日本古典舞踊にあります。
有科メソードは舞台芸術の為の訓練で、動き、形が見栄えするかどうか、
美的であるかどうかが価値判断の基準となっています。
「きれいな身体を作る」「健康な身体を作る」だけでなく、
作ったその身体で何をするのか(本書では舞台芸術)が最も肝心なことです。
有科メソードは以下の2つのワークから成り立っています。
●1. 身体作りのワーク
●2. 踊り、振り付け、演技のワークを用いた即興ワーク