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2009年12月 9日
■森繁久弥に国民栄誉賞
政府は8日、森繁久彌に国民栄誉賞を贈ることを決定しました。
11月10日に96歳で死去した俳優の森繁久弥に対し、
政府は12月8日の閣議で国民栄誉賞を贈ることを決めました。
授与理由について内閣府は「映画、演劇、放送の各分野で永年にわたり第一線で活躍し、
円熟した演技と心に染みる歌唱は広く国民に愛され、希望と潤いを与えた」としています。
表彰式は12月22日。
国民栄誉賞は、今年森光子も受賞を果たしており、
森繁久弥は計18人目の受賞者となります。
没後に贈られるのは11人目、俳優では長谷川一夫・渥美清に次いで4人目。
森繁久弥は俳優として大衆芸能の分野で初の文化勲章を受章しており、
国民栄誉賞とのW受賞は、森光子・黒澤明に次いで3人目となります。
また、政府は同閣議で森繁久弥を従三位に叙することも決定しています。
従三位は、位階の序列では上位から三番目の位。
森繁久弥は、1987年には勲二等瑞宝章も受章しています。
■演劇賞
■森光子に国民栄誉賞
■ミュージカル 屋根の上のヴァイオリン弾き
■森繁久彌追悼テレビ番組
●さらば 大遺言書 |
●銀幕の天才 森繁久弥 |