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2009年10月13日

■宝塚大劇場の緞帳が、今年すべて新調

10月16日に宝塚大劇場に新しい緞帳がデビュー、これで3枚ある同劇場の緞帳が今年になってすべて新調されることになりました。

宝塚歌劇団の本拠地とも言える宝塚大劇場には3枚もの緞帳が吊られています。
緞帳は、公演の幕を開け閉めするときなどに使用する非常に大きな幕で、
宝塚大劇場では、数年おきにスポンサーから寄贈されて吊り代えられています。

今年は、4月に資生堂提供の二番緞帳「舞」に代わって高砂熱学工業の「Swing」が設置されたのに始まり、
7月にはワコール提供の三番緞帳「時を刻む、21世紀へのテイク・オフ」に代わり、同じくワコール提供の「艶(つや)」が寄贈され、7月24日に贈呈式、同日の公演から使用され始めています。

そして10月16日には、東洋紡績提供の一番緞帳「Over The Rainbow」に代わり、
加美乃素本舗提供の「Access the World -飛翔」が寄贈され、
16日に贈呈式が行われた後、同日13時の公演から使用されることが発表されました。

これまで吊られていた「Over The Rainbow」は1998年4月から使われており、他の2つの先代と比べても、最も古い緞帳でした。
一方、新しい緞帳の「Access the World -飛翔」は、大きく広げた翼をイメージし、輝かしい未来に向けて麗しく飛翔する宝塚歌劇を、豊かで明るい色彩と躍動感あふれる豪華な金のラインで表現したものとのこと。

緞帳の制作は川島織物セルコンで、織り方は西陣本綴錦織。
寸法は天地9メートル、間口24メートル、重量は約1トン。
緞帳の贈呈式は、10月16日10時〜11時5分、宝塚大劇場にて。

緞帳は、その大きさや重さもさることながら、値段的にも相当な額になるはずで、
それが半年の間に3枚全て吊り代えられるというのは、かなり珍しいケースではないかと思われます。

宝塚大劇場で緞帳デビュー | 演劇ニュース(2009/4)
緞帳 | 舞台・演劇用語
宝塚大劇場 | 舞台・演劇用語

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「宝塚大劇場の緞帳が、今年すべて新調」奥付

  • Posted : 2009年10月13日 00:44
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