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2009年10月15日
■「身毒丸」再演でオーディション実施
蜷川幸雄演出の「身毒丸」が2011年に再演、
主役の身毒丸役はオーディションで選出されます。
「身毒丸」は、寺山修司と岸田理生の共同脚本で、
1978年に演劇実験室「天井桟敷」が初演された舞台作。
幼い時に母を失った身毒丸と、買われてきた母・撫子の禁断の愛を描いた物語。
1995年、岸田理生が台本を改訂し、蜷川幸雄の演出、武田真治・白石加代子の主演で上演。
1997年には身毒丸役のオーディションが行われ、
当時14歳の藤原竜也が5,537人の応募者の中から見事グランプリを獲得。
ロンドンのバービカン・センター(Barbican Centre)公演で
白石加代子と共に主演を務め、デビューを果たしています。
その後、1998年に国内で凱旋公演。
2002年には、藤原・白石キャストでは最後の公演ということで
「身毒丸 ファイナル」と銘打たれて上演。
さらに2008年には、アメリカで行われたJAPAN! culture+hypercultureに招聘され、
ジョン・F・ケネディセンターで上演された後、
国内でも「身毒丸 復活」として公演が行われました。
この「身毒丸」が、2011年に新たなキャストで再演されることが発表されました。
身毒丸役は、ホリプロ創業50周年記念事業のひとつとしてオーディションを実施し決定。
グランプリ受賞者には、身毒丸役で舞台に出演するのはもちろん、
ホリプロと専属契約を締結し、賞金30万円を獲得。
さらに、フジテレビのドラマ出演、宝島社の雑誌「smart」のモデルという特典が約束されています。
応募資格は12〜20歳の男子で、応募締切は2010年2月26日。
応募はwebか書類の送付で、自薦だけでなく他薦も受け付けられています。
その他、詳しくは身毒丸 公式サイトを。
※追記
8,523人の応募者の中から、矢野聖人(18)がグランプリに輝きました。
矢野聖人は、演技経験ゼロでまったくの新人だということです。
■藤原竜也
■蜷川幸雄
■武田真治「身毒丸」DVD化 | 演劇ニュース(2005/6)
■脚本 身毒丸(岸田理生/寺山修司)
▼「身毒丸」公演は、下記3種類がDVDとして発売されています。
●武田版身毒丸 |
●身毒丸ファイナル |
●身毒丸 復活 |