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2009年10月13日
■きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)
宮藤官九郎が初の小説「きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)」を刊行しました。
脚本家として大人気で、多くの書物が刊行されている宮藤官九郎ですが、意外にも今作が初の小説となります。
「きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)」は、
松尾スズキがスーパーバイザーをつとめる季刊誌「hon-nin」
(今年3月発売のvol.9より「本人」に表記が改められています)に、創刊号から連載されていた小説。
そして「本人」の出版社でもある太田出版より、10月10日に一冊の小説として単行本が発売されました。
版型四六で、248ページ、価格は¥1,400(税込)。
あらすじ
冬に白鳥が飛来することだけが名物の東北の小さな町で、
「質実剛健」をモットーにする男子高に通う「僕」。
高校では先輩たちにイビられ、モテからは遠く離れた毎日の繰り返しで、
深夜ラジオの「ビートたけしのオールナイトニッポン」だけが心の支え。
ある日、尊敬する高田文夫氏が出演するローカル番組で、
「おもしろ素人さん」を募集しているのを見つけた「僕」は、
親友たちの名前を勝手に書いて応募した......。