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2009年8月26日
■SET「ステルスボーイ」
今秋創立30周年を迎える劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)が、
記念公演「ステルスボーイ」を上演します。
1979年11月、「ミュージカル・アクション・コメディー」を旗印に、
解かりやすくて誰もが楽しめる舞台を志向して結成された
劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)。
創立30年を迎えるこの秋、30年の集大成と言える記念公演「ステルスボーイ」が上演されます。
「ステルスボーイ」は、
劇団創立から長年にわたって座付き作家を務めてきた大沢直行の新作。
上演台本はシチュエーション・コメディを得意とする"クロカミショウネン18"の主宰・野坂実。
演出・主演は座長の三宅裕司で、小倉久寛をはじめとする劇団員45名が総出演。
さらに、三宅が率いる17人編成のビッグバンド「三宅裕司&Light Joke Jazz Orchestra」が出演するほか、
各方面で活躍中のモエヤン(池辺愛、久保いろは)の出演も決定しており、
総出演者数は60名を超える大スケールの舞台となる予定です。
この「ステルスボーイ」は、劇団創立30周年記念公演であると共に、
「教育再生3部作」の最終章でもあります。
第1章「昭和クエスト」では、今を生きる子供たちが、
ゲームを通して昭和40年代の下町の生活を疑似体験することにより
浮き彫りとなる現代の教育に足りないものを模索しました。
第2章「任侠るねっさんす」では、"任侠"の本来の意味である
"弱きを助け強きをくじく"という父親に必要な「男気」を
任侠の世界で命をかけて生きる男達の姿を通して学びました。
そして最終章となる今回は、病んでいる地球を舞台に人間の脳と心の戦いを通して、今の子供たちそして人類に本当に必要なものが何かを考えていきます。
引きこもり、ゲーム、カップ麺、地球、オゾン層、フロンガス、海、クジラ、イルカ。
これらのすべてが絡みあった壮大な物語に、音楽と笑いをふんだんに織り交ぜて、
30周年に相応しいSETのミュージカル・アクション・コメディーの集大成としてここに誕生させます。
SETは、明治大学落語研究会に在籍していた三宅裕司を中心に旗揚げした劇団で、
過去には岸谷五朗や寺脇康文も在籍、現在は総勢45人の劇団員が活躍しています。
これまでの公演来場者数は84万人を越えているそうで、
今回の公演で85万人を突破する見込みだということです。
「ステルスボーイ」は、10月17日から東京芸術劇場 中ホールで上演。
チケットは現在発売中。
※追記
10/28 19:00〜 WOWOWで、
東京芸術劇場で上演される舞台の模様が生中継されます。
舞台演劇の放送が多いwowowですが、生中継というのは珍しい試みですね。
12/2 3:20〜 再放送も決まりました。
●スーパー・エキセントリック・シアター「ステルスボーイ」
日程:2009/10/17〜11/1 東京芸術劇場 中ホール(東京)
演出:三宅裕司
作 :大沢直行
脚本:野坂実
出演:三宅裕司/小倉久寛/モエヤン(池辺愛/久保いろは)/劇団SET ほか
主催:ニッポン放送/劇団スーパー・エキセントリック・シアター