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2009年8月20日
■十二人の怒れる男
法廷もの映画の名作「十二人の怒れる男」が、蜷川幸雄の演出で舞台化されます。
「十二人の怒れる男」(12 Angry Men)は、
いわゆる「法廷劇」「密室劇」を代表する名作と言われる作品で、1957年に製作されたアメリカ映画。
物語の舞台は、殺人の罪に問われた少年の裁判における陪審員が討論をする部屋。
誰が見ても有罪と思えた状況のもと、ひとりの陪審員がきちんと討論をするために無罪を主張し、
証拠や証言を一つずつ検証すると、陪審員たちは少しずつ考えを改めていく・・・という物語。
同作は、その後幾度も映像化・舞台化されており、
日本では同作をパロディにした三谷幸喜作「12人の優しい日本人」が創られています。
この「十二人の怒れる男」が、Bunkamura20周年記念企画として、
シアターコクーンの芸術監督でもある蜷川幸雄の演出で舞台化されます。
キャストは、蜷川幸雄とは初顔合わせ、シアターコクーン初登場となる中井貴一、
舞台「12人の優しい日本人」にも出演していた筒井道隆など。
ちなみに、キャストに名を連ねている柳憂怜とは、以前たけし軍団に居た柳ユーレイ。
近年は役者として活動しており、漢字に改名しています。
※追記
セットプラン変更につき、追加席(S席・ベンチシート)の発売が決定。
追加席は10月23日(金)10:00より発売開始されます。
●「十二人の怒れる男」
日程:2009/11/17〜12/6 Bunkamuraシアターコクーン(東京)
演出:蜷川幸雄
脚本:レジナルド・ローズ
翻訳:額田やえ子
出演:中井貴一/筒井道隆/田中要次/斎藤洋介/石井愃一/大石継太/柳憂怜/大門伍朗/品川徹/西岡徳馬
主催:Bunkamura
チケット:[東京]
●映画「十二人の怒れる男」
公開:1957 アメリカ映画
監督:シドニー・ルメット
出演:ヘンリー・フォンダ/リー・J・コッブ/マーティン・バルサム/ジャック・ウォーデン
DVD:十二人の怒れる男