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2009年7月23日

■Talk Like Singing

三谷幸喜作・演出のミュージカル「Talk Like Singing」が、オフ・ブロードウェイで今秋上演されます。

「Talk Like Singing」は、日本のオリジナルミュージカルとして、
初めてアメリカで初演される作品と謳われています。
脚本・演出・作詞は三谷幸喜
作曲・音楽監督は元ピチカート・ファイヴの小西康陽。
三谷幸喜にとっては「オケピ!」以来のミュージカルとなるでしょうか。

この公演は、日本人のキャスト・スタッフによる
オフ・ブロードウェーでの公演となるわけですが、
作品は日本語と英語が混ざった構成で字幕などは使用せず、
見ればわかるものにしたいという意向とのこと。

歌うことでしかコミュニケートを図れない青年ターロウ。
言語療法士と心理学者は、彼の頭の中から歌声を取り除き、
ターロウは初めて歌うことなしに話すことができたものの、歌を失い不幸でした。
しかし、心理学者たちの会議で、突然思いもよらない出来ことが起こります。
ターロウは観衆の前である奇跡を演じるのです・・・という物語。

主役のターロウ(Tarlow)役はSMAPの香取慎吾。
香取は、大河ドラマ「新選組!」、ドラマ「合い言葉は勇気」、
映画「THE 有頂天ホテル」などに出演しており、
三谷幸喜作品の常連俳優の1人と言えそうです。
なお香取の舞台出演は、1997年の「怪談・にせ・皿屋敷」以来12年ぶり。
ミュージカルとなると、SMAPとして出演した
1991年「聖闘士星矢」、1992年「ドラゴンクエスト」以来。
また、2000年の「慎吾ママのおはロック」は、
音楽を担当する小西康陽のプロデュース作品です。

その他、心理学者ダイソン(Dyson, Psychologist)役が川平慈英、
言語療法士ニモイ(Nimoy, Speech Therapist)役が堀内敬子、
(おそらくTarlowの)兄弟役に新納慎也と、
ミュージカルの舞台で活躍中の俳優が脇を固めています。

公演は、11月12日にプレビューが行われ、翌13日が初日、22日が千秋楽。
劇場は、ニューヨークのワシントン・スクエア・パーク(Washington Square Park)の向かいにあり、
キャパ860のスカーボール・センター(New York University's Skirball Center)で、
全12公演+1プレビュー公演が上演される予定です。
チケットは30ドル〜70ドルで、8月3日より発売予定。
なお、2010年には日本での上演も計画されているということです。


※2009/11/12追記
三谷幸喜・小西康陽・香取慎吾が出席し、
NY現地時間11/10にTimes Squareで記者会見が行われ、
日本での凱旋公演は、1月23日から3月7日(全50公演)、
東京・赤坂ACTシアターで上演されることが発表されました。
作品は一部英語ですので、字幕が使用される予定になっています。
なお、チケットは2009年12月12日より発売されますが、
発売初日はぴあの店頭・webでの販売はなく、特別電話[TEL]0570(02)0066でのみ受付となります。


ミュージカル「Talk Like Singing」
日程:2009/11/12 (プレビュー)
   2009/11/13〜11/22 NYU Skirball Center(New York)
   2010/1/23〜03/07 赤坂ACTシアター(東京)
演出・脚本・作詞:三谷幸喜
作曲・音楽:小西康陽
出演:香取慎吾/川平慈英/堀内敬子/新納慎也
Produce by TBS / キョードー東京
Co-presented by TamaHome
チケット:[東京]

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「Talk Like Singing」奥付

  • Posted : 2009年7月23日 18:13
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