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2009年7月 8日

■映画「女の子ものがたり」

西原理恵子の漫画「女の子ものがたり」が、STRAYDOG主宰・森岡利行の監督・脚本で映画化されます。

西原理恵子の自伝的漫画「上京ものがたり」の続編であり、
上京以前の子供時代を描いた「女の子ものがたり」。
人生の絶不調にいる漫画家が、子供時代の友だちを思い出すことで生きる勇気を取り戻していく姿を描いた感動作で、
ハードカバーのコミックとしては異例の15万部の大ヒットを記録しています。

この「女の子ものがたり」が、STRAYDOG主宰・森岡利行の監督・脚本で映画化されます。
森岡利行は、映画「子猫の涙」で監督・脚本を担当しており、
同作は第20回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門特別賞を受賞しています。

主役の高原菜都美は、深津絵里・大後寿々花・森迫永依が3世代競演。
36歳の漫画家・菜都美を演じるのは、「博士の愛した数式」以来の主演作となる深津絵里。
高校生時代を演じるのが、」北の零年」「SAYURI」などの大後寿々花。
小学生時代を演じるのが、実写版「ちびまる子ちゃん」でおなじみ国民的子役の森迫永依。

「女の子ものがたり」のロケ地は東京都内と愛媛県で、クランクインは2008年8月末、10月にクランクアップ。
8月下旬、渋谷シネクイント、シネカノン有楽町2丁目他、全国ロードショー。
現在、映画「女の子ものがたり」公開記念キャンペーンとして、無料メールマガジン登録で
うさぎのスクリーンセーバー時計全員プレゼントキャンペーンが行われています。


※2009/9/6追記
女の子3人で3,000円キャンペーンを実施中。
こちらの画像をプリントアウトか提示することで、
"女の子3人"で来場のお客様は1人1,000円鑑賞することができます。

※2010/01/09追記
映画DVDが2010年3月3日に発売されることが決まりました。

女の子ものがたり1 女の子ものがたり2
(C) 2009西原理恵子・小学館/「女の子ものがたり」製作委員会

映画「女の子ものがたり」
公開:2009/8/29
配給:IMJエンタテインメント/エイベックス・エンタテインメント
監督:森岡利行
脚本:森岡利行
音楽:おおはた雄一
原作:西原理恵子「女の子ものがたり
製作:STUDIO SWAN
出演:深津絵里/大後寿々花/福士誠治/風吹ジュン/板尾創路/森迫永依/奥貫薫/波瑠/高山侑子
主題歌:持田香織と原田郁子とおおはた雄一「タオ」
チケット:[ぴあ][オフィシャルサイト]

DVD:女の子ものがたり
女の子ものがたり [DVD]
コミック:女の子ものがたり
女の子ものがたり

ストーリー
高原菜都美(深津絵里)、漫画家、36才。
昼間のビール、たらいで水浴、ソファで昼寝・・・
スランプから抜け出すきざしがまったくないダメ作家。
新米編集者、財前(福士誠治)もあきれ果て、ついにキツイ一言を投げかけてしまう。「先生、ともだちいないでしょう?」
しかし、そんな菜都美にも、かつて"女の子"だった頃、いつも一緒にいてくれたともだちがいた。
海と山のみえる小さな町で出会ったみさちゃんときいちゃん。
少女から大人に成長していく未完成でいとおしいあの頃、情けないことも楽しくて輝いていたことも、自分の全てを受け入れてくれた大切なともだち。
今はもう会えないとしても、あのともだちと過ごした日々が、今も自分を励ましてくれていることに菜都美は気づいていく。
あの頃から今につながっている1本の道。
ひとりっきりで歩いてきたんじゃないことを知ったとき、菜都美の心にある変化がおき始める・・・


●大後寿々花コメント
深津さん演じる菜都美の子供時代を演じるにあたり、今まで深津さんの作品をたくさん見せていただいて、ぜひ共演させていただきたい と思っていたので、とても光栄です。菜都美という女の子を理解し、そのキャラクターを大切に演じるように心がけました。監督のイメージをする菜都美を大切に演じれば、自然につながると思って演じました。


●森迫永依コメント
お二人のイメージは「明るくて、素直で、優しそう」!そんな深津さんが演じる菜都美や大後さんが演じるなつみはこんな感じになるのかなぁ?というのを想像して意識して演じました!菜都美は、私と比べて凄く沢山の経験を経て成長しているんだなぁと思いました。そんな菜都美の子供時代を演じることがとっても楽しかったし、私も菜都美のような経験を沢山してみたいと思いました!


●森岡監督コメント
深津さんは、気さくな方ではあるんですが大人しく物静かな印象を持ちました。
でも撮影終了後の深津さんは憑き物がとれたみたいに明るく溌剌とされていて、
凄くチャーミングな方だったので、撮影中は役作りの姿勢を崩さず、
主人公の菜都美でつねにいられたようですね。
演技に対して本当に真面目な方なんだなと思いました。

大後さんは少女から大人にかわっていく世代を演じてもらったんですが、
本人はまだ中学三年生で演技に対して凄く葛藤があったようです。
お父さんが亡くなって、突堤で気持ちを吐露するシーンで、
いい演技を見せてくれた後の撮影は、何か吹っ切れたみたいで、凄く楽しそうでした。

森迫さんは疲れないのかと思うくらい元気で、現場を明るくするペースメーカーでした。
でもキャリアが長いこともあって、本番になるとプロとして、演出に答えてくれ、
画面にはそれ以上のものが出ているのではないでしょうか。

---3人に共通の演出をしている部分はありますか?---
森迫さんと大後さんが左利きだったので、深津さんも無理矢理左利きにしてもらいました(笑)。
でも、撮影は深津さんのシーンの方が先だったので、深津さんに癖を作ってもらい、二人にはそれを真似てもらったので、ブリリアントな主人公が出来上がりました。


●プロデューサーコメント
一人の人物を3世代の方に演じていただくにあたって、
どうしようもない「その人の核」みたいな部分が共通していることが重要でした。
顔が似ているということよりも、そうしたムードがそれぞれ近いと感じられるかどうか、です。
結果的に、世代が交代しても主人公の目線を分断することなく、
その成長を描くことに成功したと思います。

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「映画「女の子ものがたり」」奥付

  • Posted : 2009年7月 8日 18:43
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