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2009年6月 8日
■第63回トニー賞「ビリー・エリオット」が10冠
アメリカ演劇界最高の賞と言われる2009年(第63回)トニー賞の発表と受賞式が
現地時間の6月7日にニューヨークで行われました。
最多部門で受賞を果たしたのが、
映画「リトル・ダンサー」を舞台化したミュージカル「ビリー・エリオット」(Billy Elliot The Musical)。
炭鉱の街を舞台に、ダンサーを目指す少年を描いた青春もので、
今回最多の15部門でノミネートされていましたが、
作品賞・演出賞・主演男優賞・脚本賞・楽曲賞など10部門を独占する結果となりました。
なお、同作は主役のビリーを3人が交代で務めますが、主演男優賞では3人とも受賞となっています。
●映画:リトル・ダンサー
次いで受賞数が多かったのは、演劇部門で作品賞を受賞した
「ゴッド・オブ・カーネイジ」(God of Carnage)と、
ミュージカル部門でアリス・リプリー(Alice Ripley)が主演女優賞を受賞した
「ネクスト・トゥ・ノーマル」(Next to Normal)の3部門。
なお、編曲賞(best orchestrarions)の部門では、
「ビリー・エリオット」のマルティン・コッホと、
「ネクスト・トゥ・ノーマル」のマイケル・スタロビン&トム・キットが、
珍しいW受賞となっています。
第63回トニー賞すべての受賞結果は、
演劇賞 - トニー賞 - 2009年トニー賞に掲載しています。
トニー賞授賞式2009の日本におけるテレビ放映は、
6月28日(日) 19:30〜21:59、NHK-BS2にて。
受賞式の模様はノーカット、字幕スーパーにて放送されるとのことです。