広告
2009年6月22日
■この夏、来日ミュージカルラッシュ
今年もブロードウェイ・ミュージカルの来日公演が多数行われます。
ブロードウェーの劇場をはしごするかのように、今年は夏から秋にかけて、米ミュージカルの来日公演ラッシュが続く。 未曾有の金融危機で、"本場"のブロードウェーでは公演打ち切りや劇場閉鎖が伝えられる一方、 来日公演は数年前から複数社で招聘(しようへい)を決定しているため不況の影響を受けにくいという。 公演できる劇場が近年増えたことも追い風になっているようだ。(石川有紀)TBSとローソンチケットは昨年2月、ブロードウェー作品の興行権を持つ米会社に950万ドルを共同投資。国内では数少ないミュージカル専用劇場、赤坂ACTシアターを設けたことも、招聘作品の増加につながっている。
一方、ウィキッドやライオン・キングなど海外作品を数多く上演している劇団四季も、不況下にあって公演数、動員数ともに上昇傾向にある。同劇団は物価高が続いた昨年9月、家族客らに演劇を身近に楽しんでもらいたいと、業界では異例の値下げを実施。最大1750円の値下げやファミリーシートを導入した。
通常、ロングラン公演のチケット発売枚数は前年を下回ることが多いものの、ウィキッドは値下げ後7週間の前年同期比で151%、ライオンキングは値下げ後11週間の前年同期比で118%と好調に推移しているという。
「この夏、来日ミュージカルラッシュ」:イザ!
これは6月14日、産經新聞の記事。
数年前から、ブロードウェイ・ミュージカルの来日公演が非常に増えた感がありますが、
今年はそのラインナップを見てもピークのような感も。
特に「RENT」はブロードウェイのオリジナル・キャスト招聘に成功しており、
非常に注目の公演となっています。
また「シカゴ」も、ロキシー役にメキシコ版オリジナルキャストのビアンカ・マロキン、
ヴェルマ役にフランス版オリジナルキャストのテラ・C・マクラウド、
ビリー役にブロードウェイデビューのケヴィン・リチャードソンという豪華キャストが来日。
フレッド役は日本版キャストの大澄賢也が務めます。
その他、文中にあるTBSとローソンチケットの件、四季の件と合わせ、過去に取り上げていますのでご参照ください。
■「RENT」2009年来日公演 | 演劇ニュース
■TBS&ローソンチケット「ブロードウェイプロジェクト」 | 演劇ニュース
■劇団四季が入場料を値下げ | 演劇ニュース
●ブロードウェイ・ミュージカル「ヘアスプレー」(来日公演)
日程:2009/6/2〜6/14 東京厚生年金会館(東京)
演出:ジャック・オブライエン
振付:ジェリー・ミッチェル
監修:ジョン・ウォーターズ
●ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」(来日公演)
日程:2009/7/24〜7/26 オーロラホール(愛知)
2009/7/29〜8/09 オーチャードホール(東京)
2009/8/13〜8/16 兵庫県立芸術文化センター(兵庫)
●ブロードウェイ・ミュージカル「RENT」(来日公演)
日程:2009/8/7〜8/30 赤坂ACTシアター(東京)
演出:マイケル・グライフ
振付:マーリス・ヤービィ
出演:アダム・パスカル/アンソニー・ラップ/マイケル・マックエルロイ/高良結香
●ブロードウェイ・ミュージカル「コーラスライン」(来日公演)
日程:2009/8/12〜8/30 オーチャードホール(東京)
2009/9/02〜9/06 兵庫県立芸術文化センター(兵庫)
●ブロードウェイ・ミュージカル「CHICAGO」(来日公演)
日程:2009/10/1〜10/25 赤坂ACTシアター(東京)