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2009年4月20日
■吉本新喜劇が出演料50円公演
吉本新喜劇は、50周年記念企画「どこでも行きます!出演料50円公演」を実施、主催者を募集しています。
厳しい不況の中、笑う余裕も失われていきつつあることから
「元気をなくした日本に、笑顔を取り戻すお手伝いをしてみよう!」というコンセプトの元、
1959年に初公演を行い、今年で50周年を迎える吉本新喜劇が、
50年の感謝と共に、出演料一式50円で地方公演を行うことを発表しました。
公演の対象は全国の市町村、公共団体、学校法人などで、
条件は会場を用意でき、お客様を無料招待できることのみ。
50円には出演料の他、機材や道具、運送、著作権、台本の作成など、あらゆる費用が含まれています。
ただし、洒落でアゴだけは持ってもらいたいということです。
出演者・スタッフは総勢50名程になるということですから、
少なくとも数百万円はかかるであろう地方公演を50円とは、吉本新喜劇ならではという感じですね。
公演を行えるのは1〜2カ所ということですから、厳しい競争になることが予想されますが、
なかなか公演を招聘できない地方公共団体の方などは、応募してみる価値はあるのではないでしょうか。
ターゲットは「笑顔を取り戻す」ということですので、応募の際にそこを上手くアピールできると良さそうですね。
●吉本新喜劇発足50周年 笑ってコケて50年、未来に向ってドタバタ行こう!
●50周年!吉本新喜劇ギャグ100連発[21世紀編]
※追記
5/10読売新聞の報道によると、すでに800件を超える応募があったとのこと。
吉本側の費用は少なく見積もっても500万円以上になるそうですが、
「今回ばかりは、けちけち言ってられない」ということで、6月中には公演地を発表する予定だということです。
※2009/9/24追記
「どこでも行きます!出演料50円公演」は、12月27日に長野県松本市の松本松南高校で開催することに決まりました。
応募総数1,180件、うち3件を現地視察して決定したということです。
※2009/12/29追記
松本松南高校で12月27日に吉本新喜劇の公演が行われました。
同校は今年度末をもって閉校してしまうそうで、
在校生110人のほか、卒業生や地域住民など約1,000人が観劇に訪れたということです。