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2009年4月27日
■「自宅派」VS「映画館派」あなたはどっち?
株式会社アイシェアが、どこでどんな映画を見るか、というアンケート結果を公表しています。
アンケートは、3月末にネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアが、
同社の提供するサービス会員をパネラーとして行ったもの。
有効回答数396で、男女比55:45、年代比は20代・30代・40代がほぼ1/3ずつとなっています。
「映画はどこで見ることが多いですか?」というアンケートでは、
5割が自宅、3割が映画館、そして残り2割が映画自体まったく見ないという結果。
特に、20代は3割がまったく見ないという、少々驚きの結果となっています。
詳細なデータは、アイシェアの市場調査ページ「rTYPE」でご覧いただけます。
また、洋画と邦画どちらを見るかという問いには、
映画館で邦画42:洋画58、自宅で邦画46:洋画54と、共に洋画が上回る結果に。
ここ数年、日本映画が外国映画を上回る興行成績をあげることが増えていますが、
まだまだ一時的なものという感じなのかもしれません。
どのようなジャンルの映画を見るか、という問いに対しても
自宅と映画館で顕著な差は見いだせず、
共に1位はアクション・アドベンチャー、
2位はSF・ファンタジーという結果になっています。
ただ、全体的に映画館より自宅の方が、各ジャンルとも見るという割合が多く、
自宅の方がより幅広いジャンルの作品を見ている傾向はあるようです。
おもしろいのは、ミュージカル・音楽ジャンルを自宅で見るという人の割合が
20代15.2%、40代14.8%なのに対し、
30代だけ9.2%と明らかに低くなっているところ。
これは、現在30代の人達が感受性の強い年頃であったであろう1980年〜1990年代が、
ミュージカル映画低迷の時期だったことが、
大きく影響しているものと推測できるのではないでしょうか。