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2009年3月23日
■「嵐になるまで待って」字幕上映トラブル
映画館で上映中のキャラメルボックス「嵐になるまで待って」の字幕上映が、
トラブルにより字幕なしの上映になったということです。
舞台演劇を映画館で上映する、SONYのLivespire。
第4弾として、キャラメルボックス「嵐になるまで待って」が現在上映中ですが、
同作は物語の中で手話をテーマにしていることもあり、
毎週火曜日は「字幕デー」として日本語の台詞にも字幕を付けた上映が行われていました。
しかし、キャラメルボックス・オフィシャルサイト上の発表や、
同劇団のキャラメールに拠ると、
丸の内TOEI2の3月17日(火) 第一回目の上映で、
一度表示された字幕が消えない、数分間画面が白くなり映像が表示されない、
などの字幕版上映を断念せざるえない映像のトラブルが発生したため、
急遽字幕版での上映を中止し、通常版での上映を行ったとのことです。
現在、原因の究明および次回の字幕上映に向けて作業を行っているということで、
来週24日 (火)は日本語字幕版で上映を行う予定とのこと。
聴覚障碍のある方など、17日の上映で字幕がなかったことで作品を楽しめなかった方は、
24日に半券を持参すれば無料で入場可能、
24日に来場できない方には返金で対応するので、メールにて連絡をということです。
なお、今回のトラブル発生にあたっては、
キャラメルボックス側に何の連絡もないまま字幕上映中止され、
さらに来週24日も字幕上映中止との告知が為されたとのこと。
今回の映画化・上映にあたっては複数の会社が絡んでおり、
情報伝達の方法が徹底されていなかったのでしょうね。
舞台の映画化、デジタルシネマ共にまだ始まったばかりですし、
トラブルが起こってしまうのは仕方がない部分もあると思いますが、
人為的な原因というのは、ちょっと残念な感じがしてしまいますね。
作品自体は非常におもしろいものであるだけに、余計にそう感じてしまいます。