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2009年3月21日
■第65回日本芸術院賞
日本芸術院は20日、芸術活動の功績を顕彰する2008年度の日本芸術院賞を発表しました。
2008年度の日本芸術院は、下記の9名。
そのうち、劇作家の井上ひさし、ピアニストの中村紘子、書家の小山やす子には、
併せて恩賜賞も贈られます。
恩賜賞は、芸術活動の功績を顕彰する日本芸術院賞を受賞した人の中から、
さらに選ばれた人に贈られる賞。
井上ひさしは、戯曲や小説などの作品の功績の他、
日本ペンクラブ会長を務めるなど文学界の発展に貢献したことが評価されたとのこと。
授賞式は6月15日に東京・上野の日本芸術院会館で行われます。
▼第65回日本芸術院賞
井上ひさし:小説。戯曲を中心とする広い分野での長年の業績。
観世銕之丞:能楽(シテ方)。近年の優れた演能成果。
豊竹咲大夫:文楽(文楽大夫)。近年の卓越した演技。
杵屋巳太郎:邦楽(長唄三味線方)。歌舞伎音楽の伝承と優れた演奏技術。
豊英秋:邦楽(雅楽)。長年にわたる演奏家としての業績。
中村紘子:恩賜賞。洋楽(ピアノ)。演奏家として世界的評価を確立した業績。
藪野健:洋画。二紀展出品作「ある日アッシジの丘で」。
宮瀬富之:彫塑。日展出品作「源氏物語絵巻に想う」。
小山やす子:書。日展出品作「更級日記抄」。
■第62回日本芸術院賞(過去の演劇関係受賞者を掲載)
■演劇賞