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2009年1月 9日
■東京サンシャインボーイズ復活?
三谷幸喜が主宰していた劇団、東京サンシャインボーイズが再結成されると、報知新聞が伝えています。
東京サンシャインボーイズは、三谷幸喜を中心に1983年に旗揚げされた劇団。
西村雅彦、相島一之、梶原善、阿南健治、甲本雅裕、小林隆、宮地雅子、小原雅人などが所属し、当時は日本有数の人気劇団でした。
しかし、1994年「東京サンシャインボーイズの罠」公演を最後に、30年間の充電期間に。
次回は、1994年から30年経つ2024年に「老境サンシャインボーイズの『リア玉』」をシアタートップスで上演する予定、と言われていました。
けれども、数多くの公演を行ったシアタートップスが3月に閉館することを受け、当時のメンバーが再結集。
3月18日〜29日に新作を上演すると、スポーツ報知が報じています。
小劇場として数々の名作を生んだシアタートップスは、同劇団にとって思い出の地。91年「12人の優しい日本人」で初登場し、93年「ラヂオの時間」「彦馬がゆく」など7作品を上演した。取材に応じた三谷氏は「ホームグラウンドのつもり。下北沢から駒を進めるイメージで、あこがれの劇場でした」という。昨秋に閉館が決まってから、相島が三谷氏らメンバーに連絡。「劇団としての思い出の地の最後ということと、充電の途中経過という意味でいい機会になる。相島の熱意のおかげ」と、今回限り、15年ぶりの公演が決定した。約60分の作品は「自分たちの今のシチュエーションに似た設定を生かしたい。かつて共に過ごした場所に集合するという話。劇中の人物の心情と、僕らの心境をリンクさせたい」。また、2002年に劇団の旗揚げから所属していた伊藤俊人さんが40歳の若さで急死。「劇団の中でも芯になる俳優でしたから、喪失感がある。彼がいないトップスは想像しづらい。だから何らかの形で、彼も参加できるように考えたい」という思いも込めた舞台となる。
150席、全12回というプレミア公演。三谷氏は「ぜいたくな時間だと思う。当時を知っている人も、知らない人も見てもらいたい」と語っている。
東京サンシャインボーイズ15年ぶり復活!...シアタートップス3月閉館で再結集!:芸能:スポーツ報知
公演については、まだ公表されてはいないようですが、
THEATER/TOPSの公演予定を見ると、3月16日以降が明いているようです。
報知は今日、CHAGEandASKAの解散を報道し、
すぐに事務所が否定するといったこともありましたが・・・詳細発表され次第追記していきます。
※2009/2/12追記
さよならシアタートップス 最後の文化祭の中で、
東京サンシャインボーイズの公演が行われることが決定しました。
公演は、3/18〜28の21:30〜と、3/29の18:00〜。上演時間は60分が予定されているとのこと。
チケットは、e+での独占販売になる模様です。
●東京サンシャインボーイズ「returns」
日程:2009/3/18〜28 THEATER/TOPS(東京)
演出・脚本:三谷幸喜
出演:相島一之/西村雅彦/梶原善/甲本雅裕/伊藤俊人/小林隆/阿南健治/小原雅人/福島三郎/宮地雅子/斉藤清子/
一橋壮太朗/野仲イサオ/近藤芳正/西田薫/谷川清美/吉田羊
※追記:
WOWOWでの放送が発表されました。
2009年12月4日12時からWOWOWにて放送。
■THEATER/TOPS閉館 | 演劇ニュース
■三谷幸喜 | 戯曲作・著作
●THEATER/TOPSオフィシャルサイト
●PARCO劇場 三谷幸喜