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2009年1月22日
■インド国立演劇学校の演劇祭
日本人女優・美加理がインドの演劇祭に出演していると、
「ヴォイス・オブ・インディア」というインドのニュースサイトが伝えています。
現在開催中のインド国立演劇学校の演劇祭に日本人女優、美加理さんが出演している。 美加理さんは有名なマラーヤーラム詩人、V.S.メーノンの詩を舞台化した作品に象の役で出演し、人間の心の矛盾を掘り下げる。美加理さんが出演しているのは「Sahayande Makan(山脈の子)」。
美加理さんは、神の妄想に取り付かれ、最後には射殺されてしまう象を演じる。「山脈の子」の演出家、シャンカル・ヴェーンカテスワーランさんは「美加理さんの登用は、実に挑戦的だった。
なぜなら、彼女は英語もマラヤーラム語も分からないし、ケーララ州に関する知識も何もないからだ。
そうした美加理さんが、こうした劇に出演するのは画期的なことだ。
海外の女優を招いてインドの演劇に出演させた理由は、地方色の強い作品にも普遍性があることを伝えたかったからだ。
インドの演劇界はこうした前衛的な劇をもっと上演するべきだと思う」と語る。
ヴォイス・オブ・インディア - 日本人女優美加理、インド国立演劇学校の演劇祭に出演
調べてみたところ、これはインドの国立演劇学校(National School of Drama)が行う
演劇祭(NSD Theatre Festival - 11 Bharat Rang Mahotsav)で、
美加理が出演しているのは、1月9日に上演された
「Sahayande Makan - The Elephant Project」という作品。
演劇祭のオフィシャルサイトの情報に拠ると、
カンパニーは「Theatre Roots & Wings,Kerela」で、インドの作品。
この演劇祭には、世界各国から様々な作品が参加しているようで、
探してみると、日本からも参加劇団がありました。
14日にデリーで上演された「:Cryptograph」という作品で、
カンパニーは「Marebito-no-kai」、演出・脚本はMatsuda Masataka、つまり松田正隆とマレビトの会でした。
●美加理公式blog
●マレビトの会/Marebito-no-Kai
●:: ABHIMANCH ::
●::: National School of Drama :::
●::: NSD Theatre Festival :::