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2009年1月27日
■第53回岸田國士戯曲賞は蓬莱竜太と本谷有希子
蓬莱竜太「まほろば」、本谷有希子「幸せ最高ありがとうマジで!」が、第53回岸田國士戯曲賞を受賞しました。
演劇界の芥川賞とも呼ばれる、優れた劇作を表彰する岸田國士戯曲賞。
選考会が26日、東京神楽坂の日本出版クラブ会館で行なわれ、
蓬莱竜太「まほろば」と、本谷有希子「幸せ最高ありがとうマジで!」が受賞作に決まりました。
蓬莱竜太は劇団「モダンスイマーズ」の座付き作家。
近年は「世界の中心で、愛をさけぶ」「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」など
外部公演の脚本を担当しているほか、
モダンスイマーズの舞台が「ガチ☆ボーイ」として映画化されたのも話題になっています。
本谷有希子は「劇団、本谷有希子」を主宰。
「遭難、」で第10回鶴屋南北戯曲賞を受賞、
2006年には「生きてるだけで、愛。」が第135回芥川賞の候補作にあがっています。
正賞は時計、副賞は20万円。
授賞式は3月30日18時から、東京・神楽坂の日本出版クラブ会館で行われます。
▼第53回岸田國士戯曲賞最終候補作
・加藤一浩 「黙読」 (「せりふの時代」2008年秋号)
・タニノクロウ 「星影のジュニア」 (上演台本)
・長塚圭史 「SISTERS」 (上演台本)
・蓮見正幸 「ステロイド」 (上演台本)
・蓬莱竜太 「まほろば」 (上演台本)
・前川知大 「表と裏と、その向こう」 (上演台本)
・松井周 「家族の肖像」 (上演台本)
・本谷有希子 「幸せ最高ありがとうマジで!」 (上演台本)
・山岡徳貴子 「着座するコブ」 (上演台本)
選考委員:井上ひさし/岩松了/鴻上尚史/坂手洋二/永井愛/野田秀樹/宮沢章夫
●まほろば |
●幸せ最高ありがとうマジで! |