広告
2009年1月29日
■2008年の映画興行収入
日本映画製作者連盟は、2008年の映画興行収入成績を発表しました。
2008年(平成20年)の映画全体の興行収入は1,948億3,600万円、入場者数は1億6,049万1,000人で、
興収は前年比98.2%(-1.8%)、入場人員は前年比98.3%(-1.7%)。
昨年に続いて減少という結果になりました。
内訳を見ると、邦画は過去最高の1,158億5,900万円を記録し、前年比22.4%、構成比59.5%。
洋画は、大きく水をあけられた789億7,700万円で、前年比-23.9%、構成比40.5%。
2006年、邦画の興行収入が21年ぶりに洋画を上回ったのですが、
一昨年(2007年)は洋画が逆転しており、
2008年はどうなるか・・・と昨年の今頃は思っていたのですが、
結果を見る以前に、邦画の圧勝が明白だった一年でしたね。
特に、テレビ局制作の映画が次々にヒットを飛ばしたのは、
特筆すべき昨年の特徴だったのではないでしょうか。
また、全国の映画館数(スクリーン数)は3,359スクリーンで、
2007年の3,221スクリーンから大きく増加。
近年、シネコンとそれに伴うスクリーン数の増加は著しいものがありますが、
昨年もその傾向に拍車がかかっていたようです。
映画界全体の成績は落ちているのに映画館は増えており、ましてや何せこのご時勢。
これからは、シネコン閉鎖の報も増えてきてしまうのかもしれませんね。
▼2008年興行収入ランキング・邦画
1.崖の上のポニョ(155億円)
2.花より男子ファイナル(77.5億円)
3.容疑者Xの献身(49.2億円)
4.劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール(48億円)
5.相棒 劇場版(44.4億円)
6.20世紀少年 第1章
7.ザ・マジックアワー
8.映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝
9.マリと子犬の物語
10.L change the World
▼2008年興行収入ランキング・洋画
1.インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国(57.1億円)
2.レッドクリフPart1(50.5億円)
3.アイ・アム・レジェンド(43.1億円)
4.ライラの冒険 黄金の羅針盤(37.5億円)
5.ハンコック(31億円)
6.ナルニア国物語/第2章 カスピアン王子の角笛
7.魔法にかけられて
8.ナショナル・トレジャー リンカーン暗殺者の日記
9.ウォンテッド
10.アース