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2008年12月19日
■第14回劇作家協会新人戯曲賞
第14回劇作家協会新人戯曲賞の最終選考となる公開審査会が行われ、
ナカヤマカズコの「しびれものがたり」が受賞しました。
今年も、日本劇作家協会が主催する新人戯曲賞の公開審査会が
12/14の18:30〜新宿・紀伊國屋ホールで行われました。(入場料1,000円)
第14回となる今年は、応募総数188作品。
一次・二次審査を勝ち抜いた最終候補5作品の中から公開審査が行われ、
ナカヤマカズコの「しびれものがたり」が受賞作に決定しました。正賞は時計。副賞賞金50万円。
「しびれものがたり」は、近未来の閉鎖的な街を舞台にした不条理な群像劇。
ナカヤマカズコは、39歳。
1991年に旗揚げした「にゃおにゃおProject」を、2002年に「しずくまち♭」に改名、作・演出を担当。
また、児童劇などを上演している人形劇団「かわせみ座」の脚本も手掛けています。
また今年も、全最終候補作を収録した「優秀新人戯曲集2009」が
ブロンズ新社から刊行されています。
現在のところ、amazonなど大手web書店などでは取り扱われておりませんが、
例年、しばらくすると購入できるようになっています。
▼最終候補作
・「SOLITUDE」乾緑郎
・「葉子」金塚悦子
・「長男」三谷智子
・「しびれものがたり」中山佳寿子
・「俯瞰する庭園」宇野正玖
▼審査員
川村毅・鴻上尚史・斎藤憐・坂手洋二・佃典彦・土田英生・横内謙介
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