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2008年11月27日
■TBS昼ドラマが終了
2009年春の番組改編で、TBSお昼の連続ドラマ「愛の劇場」「ひるドラ」が終了すると、
一部スポーツ新聞などが伝えています。
TBS系で午後1時台に放送されている昼帯ドラマ「愛の劇場」「ひるドラ」の2本が来年3月いっぱいで打ち切られ、同4月に大型情報番組がスタートすることが26日、分かった。「愛の劇場」(後1・0)は1968年9月にスタート。最近は「天までとどけ」「大好き!五つ子」各シリーズなど人気作を生んだが、40年の歴史に幕を閉じる。92年スタートの「ドラマ30」を前身とする「ひるドラ」(後1・30)は最近、「キッパリ!!」が俳優の加勢大周被告(38)の逮捕で打ち切りになったばかりだった。
関係者によると、新番組は「ピンポン!」(前11・0)と「2時っチャオ!」(後2・0)を"合体"。正午スタートの4時間ぶちぬきの大型番組に変身し、司会は現在未定という。同局の平日同時間帯の視聴率は低迷しており、大ナタをふるった格好だ。TBSはサンケイスポーツの取材に「4月の改編は検討中です」と答えるにとどめた。
「TBS昼ドラ、40年の歴史に幕をおろす」:サンスポ
記事にあるように正式な発表はないようですが、
同様のニュースは、スポニチ・ニッカンスポーツでも報道されていました。
ただ、サンスポの記事では視聴率の低迷を理由に挙げていますが、
ニッカンでは「視聴率が6%台を記録するなど、打ち切りせざるを得ない、
特別に悪い数字ではなかった。」と記しています。
近年の状況では、昼の時間帯に6%の視聴率があれば、
良いとは言えないにしても、悪いとも言えない感じでしょうか。
「愛の劇場」は、1968年9月に始まった、TBS昼の帯ドラマ。
当初は花王の一社提供で「花王 愛の劇場」として親しまれてきましたが、
2000年頃から複数社のスポンサー番組となり、
番組冠からも「花王」の文字が消えています。
近年では、2006年5月開始の宮藤官九郎脚本「吾輩は主婦である」などが話題でしたね。
数年前から、テレビドラマは製作費がかかるわりに視聴率が取れないと、
製作本数や放送枠の減少が伝えられていましたが、
NHKでも朝の連続テレビ小説枠を見直す動きがあると噂されていますし、
こうした流れは止まりそうになさそうですね。
最近テレビを見ていると、ゴールデンタイムの番組でも異常にCMが少なかったり、
以前より製作費が減ったんだな、と感じてしまうことも多々あります。
テレビ会社の業績悪化も伝えられていますし、
こうした製作・編成への影響も、今後増えてくるのかもしれませんね。
■演劇ニュース: 宮藤官九郎脚本で昼ドラ(2006/3/15)
■テレビ局リンク集
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※2008/11/19追記
「愛の劇場」最後の作品が「大好き!五つ子」第11弾に決定しました。