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2008年11月19日
■e+ WEBオープンシステム
e+は、公演の主催者が自らWEB経由で公演を登録・販売できる新システム
「e+WEBオープンシステム」を11月13日にスタートしました。
「e+WEBオープンシステム」は、公演主催者であれば誰でも簡単に公演を登録し、
イープラスのサイトでチケットを販売することができるというもの。
簡単に言うと、これまでは高額が必要だったチケットの依託販売が、
安価に自ら登録・管理できるようになるということです。(簡単な審査があります)
基本的には、これまでのイープラスのシステムをほとんど利用可能。
・サイトはPC・携帯(docomo、au、softbank)共に対応。
・フライヤー(チラシ)画像の掲載、紹介文などを掲載可。
・代金支払方法はコンビニ、クレジットカード、銀行ATMからの選択可。
・チケット受取はイープラスからの送付、セブンイレブン受取を選択可。
そして、劇団・インディーズバンド・全国のアマチュア向けと、
プロモーター・イベント企画会社・財団法人・会館向けの2つのコースが用意されています。
違いは、アマチュア向けでは「プレオーダー」「得チケ」「当日引換」「指定席」が利用できないということろ。
つまり、アマチュア向けの場合、自由席を先着順に販売する形になります。気になる利用料は以下のとおり。
▼アマチュア向け
システム利用料 10,500円(1興行につき)
販売手数料 2%
チケット用紙代 販売分 10円/枚、実券返券 30円/枚 (+別途消費税)
払戻し手数料 350円/枚
▼プロモーター向け
取引契約料 10,500円(初回のみ)
システム利用料 10,500円(1興行につき)
販売手数料 10%(プレオーダー8%)
チケット用紙代 販売分 10円/枚、実券返券 30円/枚 (+別途消費税)
払戻し手数料 350円/枚
つまり10,500円に、チケットの販売枚数×手数料2%と用紙代があれば
イープラスでのチケット販売が可能になるわけですね。
これは、例えばこれまで手売りでチケットを販売してきた
アマチュア劇団の小さな公演であっても、気軽に利用できる金額ではないでしょうか。
近年、多くの中小劇団も、自らのサイトでチケットを販売すべく、
チケット販売システムを導入したり、メールで予約を受け付けたりするところが増えていましたが、
チケット販売管理の手間暇から解放されること、イープラスに掲載できる広告宣伝効果を考えると、
このe+WEBオープンシステムの利用が一気に広まる可能性もありそうな感じがします。
このサービスは、ビジネスモデル特許出願済ということで、
他のチケット代理店・プレイガイドにとっても影響が大きそうで、
業界にとってのエポック・メイキングなシステムになるかもしれませんね。
なおe+は2009年初旬に、このシステムを利用するアマチュア・インディースアーティストを
フィーチャーするため、サイトを大幅にリニューアルする予定だということです。
※2009/1/27
「e+WEBオープンシステム」の公演をプロモーションするサイトが「e+エンタメ市場」としてオープンしました。