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2008年11月 2日
■2008年秋・紫綬褒章受章者
政府は11月2日付で、2008年秋の褒章受章者を発表しました。
褒章は、日本政府が授与する賞で勲章・位階と並ぶ日本の栄典。
基本的に、50歳以上の人が対象になっています。
近年は、春は昭和天皇誕生日の4/29、秋は明治天皇誕生日の11/3に発令され
それぞれ「春の褒章」「秋の褒章」と呼ばれています。
褒賞には、
紅綬褒章・緑綬褒章・黄綬褒章・紫綬褒章・藍綬褒章・紺綬褒章の6種類があり、
2008年(平成20年)秋の褒章は、総数761名・28団体が受章。
うち男性は614人、女性147人でした。
褒賞のうち、芸術文化、スポーツ、学術研究の各分野で活躍した人を対象にしたものが
紫綬褒章で、今回の受章者は43名。うち女性は24名。
そのうち芸術文化での受章者は、以下の12名でした。
▼紫綬褒章受章者(芸術文化)
・樹木希林(俳優)
・角野卓造(俳優)
・西田敏行(俳優)
・中村勘三郎(歌舞伎俳優)
・塩津哲生(能楽師)
・一噌仙幸(能楽師)
・桐竹勘十郎(人形浄瑠璃文楽 人形遣い)
・中村紘子(ピアニスト)
・森山良子(歌手)
・渡辺明(ガラス工芸作家)
・灰外達夫(木工芸作家)
・室瀬和美(漆芸作家)
また、政府は3日に秋の叙勲も発表しました。
受章者は4,028名、うち女性は323名。
最上位の大綬章受章者は今春と同じ7名。
芸術文化では何名かが旭日小綬章を受章しています。
▼旭日小綬章(一部)
・井川比佐志(俳優)
・加藤剛(俳優)
・降旗康男(映画監督)
・長嶺ヤス子(舞踏家)
・藤子不二雄(A)(漫画家)